人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

夏の疲れを整える

この夏の日本の暑さは、9月というのに‥‥‥‥

厳しい残暑と、蒸し暑さにあえいだ8月と、

91歳の母の突然の入院に伴う2回の緊急手術と‥‥‥‥

実家と自宅を行ったり来たりと‥‥‥

 

当然のごとく、自律神経がかなりへたり、あちこちの身体の歪みや痛み、

不安定な心の状態?

睡眠障害に陥る。

 

まずは、7月に初体験した【歌ヨガ】に出向き、

呼吸を整えていくヨガで、心が救われた。

9,10月の歌は

カラスの子( ´艸`)‥‥‥、初恋、memoryの3曲

カラスの子に笑ってしまったわたし、歌ってみたら、結構素敵な歌詞とメロデイ!

初恋は、気恥ずかしいほどに、懐かしく‥‥‥(*ノωノ)

memoryは、3回観た、キャッツの場面が脳裏に浮かび、天に召されていく猫の哀愁に共感して、涙をこらえた‥‥(*ノωノ)

 

わたしの心、かなり揺れているなぁ~~~と。

1時間近い呼吸中心のヨガの後、落ち着いた。

呼吸の大切さを実感。身体の違和感が消えた。

 

翌日は、ヘッドスパかなり久し振りの来店にも拘らず、気持ちよい接客。

そして、安心感も加わり、彼女の技術も進化して、至福の時間。

肩から上を施術されることで、全身がほぐれていく。

いくつかの凝りの塊がスッポと外された感じ。

頭のむくみが消えていた。

整っていくわたし‥‥‥( ´艸`)‥‥‥

 

午後はしっかり草取りで汗をかき、とりあえずゴミ袋6個。

ゴミ置き場、三往復ぶんを準備。

あと2回は出さなきゃならないだろうなぁ~

 

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新潟と長野、雑草の種類が違う⁈

どっちも大変なことに変わりはないけど‥‥‥‥

病院からの呼び出し、「いざ、実家帰省」を頭に置きつつ、自宅のお片付けに勤しむ。

身体を、労わらなくちゃ!

 

命の力

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気になっていた庭。

昨年まで、時間のやりくりをして家庭菜園を楽しんでいた場所‥‥‥‥(。´・ω・)ん?

こぼれ種からミニトマトが、伸び放題!

 

真っ赤なトマトが育っている。

 

食べられないけれど‥‥‥‥南瓜と西瓜の実が付いている!

 

夏に大活躍の大葉も、そこにある! (笑)

たくましい植物の命の力に、なんだか嬉しくなって、草取りがはかどる。

南瓜や西瓜って、苗を購入して丁寧に育てていても、うどん粉病でまともに収穫できたことがないというのに‥‥‥‥

 

信州の日差しは、残暑でもじりじりと焼け付く。

新潟の湿気のべたつきが無い分だけ、”楽!”  そしてどういうわけか  "蚊" が居ない!最高に ”楽!”

腰痛再発を気遣って、午後の2時間で終了。

 

キンキンに冷やした純米酒、美味しく頂き!

こちらのお酒‥‥‥‥夫の広島の友人が毎年贈ってくださる。

広島の盛川酒造、「白鴻」!!!!

ところが、夫も夫の友人も、お酒は飲めない ( ´艸`)‥‥‥

こちらからは季節の果物をお返ししているらしい、。夫曰く

「話をするきっかけ作りだな。」

う~~ん、それでわたしが美酒を頂けるのなら、理屈は要らないけどね。

嘘つき!

今回の、母の緊急手術によって、あれだけわたしを無視して連絡がとれなかった弟と、10年ぶり位で会った。

ええっ?と驚くくらいに、なんのわだかまりも見せない‥‥‥(。´・ω・)ん?

 

「○○(奥さんの名前)に嘘つきって言われんだよなぁ。」

「こっちは、その時思ったことを伝えているだけで、いちいち覚えていないし。

「そこをほじくり出して、覚えていない事を  "嘘つき!"  って言われてもなぁ。」

 

母が父をいつも「嘘っばっかついてたて。」と。

‥‥‥どこでも連れてってやるなんか言って、二人でどっこも行ったことねかったて!‥‥‥

‥‥‥反対におれが、病院に連れっていった帰りにラーメン食べにつれてった位だがね‥‥‥

 

姑も○○(夫)が

‥‥‥大きくなったら、母ちゃんにでかい家(うち)建ててやる!なんか言って、早くしないとお迎えが来ます‥‥‥と笑っていた。

 

弟も母に

‥‥‥おふくろに、この土地を盛り上げて、総二階の家を建ててやる!‥‥‥

 

夫はわたしに

‥‥‥広島湾巡り、いいね!行こう!‥‥‥

‥‥‥佐賀と大分、熊本に友人がいるんだ。今度連れてってやるよ‥‥‥

‥‥‥四国一周しながら、○○さん夫婦(共通の知人)に会いに行こう‥‥‥

‥‥‥そこに棚、作るよ‥‥‥

とりあえず思い浮かんだ。

で、まだある! 芋づる式!

そしてこれらは、一つとして実現していない  ( ´艸`)‥‥‥

最初の頃こそ、わたしもこの人  ”嘘つき”?と思ったものの、彼にとってメリットのある事さえ忘れている事が多い。

指摘した時の驚き顔から、本当に覚えていない!と理解した。

 

彼らは、その場の気持ちを口にしても「約束」したわけじゃないらしい。

勝手に「約束」と捉えて、喜んだわたしが愚かと思えば、腹も立たない。

その後は、「あっ、また言ってる。」とスルー。

 

しかも生活時間がまるで異なり、音や臭いに無頓着な夫と旅行をするのは

ストレス以外の何物でもない。九州も四国も一人で満喫できるし!

 

身近な男性の言動から、これって男性の特性?

う~~ん、この3人の血液型が  "B型" 

B型男性の特性?

息子もB型‥‥‥なんかあてはまる!

 

そんなこんなで、弟は自分に不都合な事、すっかり忘却の彼方?

そういえば、「社交辞令」という言葉がある。

夫婦間も、親子間も「社交辞令」は存在すると思えば、モヤモヤは解決かな?

ダブル鮭弁当 ( ´艸`)‥‥‥

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一人取り残された実家で、料理のメニューを考えられず‥‥‥

とりあえず、「鮭の切り身」を買っておいたら、とうとう最後まで冷蔵庫に残り、

仕方ないので、とりあえず炊いておいた「玄米ご飯」

「ダブル鮭」を乗っけて、「ダブル鮭弁当」を持参して、帰路につく。

 

途中、道の駅で駐車して車内で頂く。

"悪くない!"  ( ´艸`)‥‥‥天気予報が雨だったはずが、快晴。

 

午後から雨を心配していつもより早めの帰宅。

ああ~~~~

「ええ!今日帰るんだった?」

「3日前にメールしたよ。」

夫の慌てぶりは‥‥‥(。´・ω・)ん?  なるほど!

わたしの帰宅を認識していないと、何でもかんでも出し放題!

散らかし放題!

‥‥‥かなり、辛い状況!‥‥‥と、小声で、しかも聞こえるように、疲れ切って

つ・ぶ・や・く‥‥‥

おもむろに、片付けられていく‥‥‥( ´艸`)‥‥‥

 

それにつけても、この方(もちろん夫)、わたしに対して随分細かくシンプルライフを自慢していた。

「この部屋、あなたがいる場所を切り取ったら  "家、ついてってイイですか? のTV番組の高齢者の家そのまんまって感じだよ。」

「‥‥‥‥‥」だんまり。

 

そして庭は‥‥‥‥(。´・ω・)ん?

 

間もなくわたしの身長に届こうとしている。

 

まぁ、何にも期待していなかったので、そうなんだなぁ~~~

単純作業を、しかも目に見えて結果が現れる作業をするのは、疲れた脳には

かなりの癒し。

腰の痛みと相談しながら、明日から作業開始!

そうだ!彼は、体調不良なんだから。

朝顔の青‥‥つぶやき

91歳の母、夏のサポート記録(29)

母が庭に出る機会を作るため、少しでも慰めになったらと、今年の春に去年の朝顔の種を撒いた。

「ちゃんと、水をやってね。」と。

この夏、母の居室のベッドわきの窓から、よく見えた。

母の好きな青みがかった紫色が、夏空に際立っていた。

主が居なくなっても、晩夏を惜しむようにいまだに咲き誇っている。

 

実家には、母が居て当たり前だった。

母のいない家の中は、気の抜けた炭酸飲料。心許ない。

少し危機から脱しても、ゆっくり休まることは無い。


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この秋に、朝顔の種を保存しても‥‥‥(。´・ω・)ん?

 

母不在のこの家に慣れることがあるんだろうか。

心の拠り所、大きかったんだ‥‥‥驚き。

 

死の医学

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介護帰省早々にBOOKOFFで購入した本。

末期がんや難病を抱え、余命宣告を受けていた叔母夫婦のサポートを引き受けて、二人を見送った事もあり、91歳の母をサポートしている事も、そして自分自身半世紀を超えて生きている事もあって、「死の医学」は興味深い。

 

柳田邦男著  【「死の医学」への日記】

刊行が25年余り前ではあったけれど、ひきつけられた。

 

主に、末期のがん患者に焦点が当てられ、癌を治す(小さくするとか、延命措置)ことにだけ奔走していた医療界で、患者側の立場を考慮するに至っていく過程が描かれている。

 

21年前に母は甲状腺がんを宣告され、茫然と連絡してきた。

この本の数年前までは、本人に告知されることは無かった‥‥‥驚き。

「癌」を明かされることが無いまま、疑心暗鬼、あるいは悟って、諦めと未練を残し、激痛の中息絶える。抗がん剤治療で心身疲弊の果てに痛みの中で息絶えるイメージが完成しすぎて、癌=怖い 。

 

現場で患者の立場に思いを寄せたり、アメリカでの医療を学んだ医師や看護師によって

現状が変えられていく。末期患者は手の施しようが無いから、見捨てられたように退院を迫られる状況から、ターミナルケアへと変化。

 

完治ではなく、症状緩和のために治療が施される。

わたしは、癌ならば放置して、痛みを緩和されるだけでいいと思ってきた。

25年余り前でさえ、日常生活の質(QOL)の向上に目を向けられ始めていた。

完治しなくても、その時どう生きたいかで対処できる。

最終的には、どう生きて死んでいきたいか、大切なことの優先順位を考えることかもしれないと感じる。

 

ここでも、ユング

"人は生きてきたように死ぬ"  の言葉が引用されている。

 

それでも、出会う病院や医師によって格段の差があることも事実。

終活の中に、病院や医師の情報収集も必須要件かもしれないと感じた。

 

 

今時の病院

91歳の母の入院に付き合うのは、いったい何回目だろうか?

甲状腺がんの手術時、術後は辛いし、ちょうど70歳で国民健康保険が1割負担になるのだからと、お風呂付の個室に入った。

20年前は、家族の付き添いを要求されて(?)いたのか記憶が定かでないが、わたしは個室のソファ(ソファーベッドとは言い難い!)で眠り、お風呂も拝借。

実家まで車で5分なのに、泊まり込んでいた。

 

さすがに白内障手術の時は、2泊だったので、大部屋(しかもぎっちぎちの6人部屋‥‥‥今は4人になったらしい)。毎日通った。

 

大腸からの出血で緊急入院になったときも、毎日通った。

 

毎日通い、本人の顔を見ることで安心できた。素人でも、快復具合は感じられる。

 

今回、母は2回の手術を2日間の間を開けただけで余儀なくされ、今なお危険状態。

当然のごとく毎日通う。が、面会謝絶担当看護師に様子を伺う。

すると‥‥‥‥1週間もしないうちに、

「お見舞いされるご家族もかなり疲れるものです。(確かに!)土日はゆっくりお休みください。(金曜日でした!)

暗に、拒否⁈

仕方ないから月曜日に

「飲み物の差し入れに来ました。」

「まだ、病院のとろみをつけたお茶です。冷蔵庫にも飲み物がいっぱいになっていますから。」

と、持ち帰り‥‥‥‥‥

 

「主治医から病状説明を聞かれたらいかがですか?少しは、安心されるかもしれません。」

そうなのだ、あの  "イグアナ"  に見えた母の顔。あまりにも人相が変わりすぎて、

感情の無いのっぺりした生き物に見えるってことは‥‥‥‥認知機能?

即座に依頼。

 

夕方には連絡を頂き、二日後に予約の1時間遅れで、説明を受けた。

 

何十年にもわたって、地域医療を支えてきた病院。途中、名称が変更されたとはいえ、

母はここで6回目の入院。実は、母自身もわたしも、あまりいい印象は無い。

なのに今回、救急搬送でかなり救急車の到着が遅れたり、病院への搬送に手間取っていたが、救急隊員の温かな声掛けや細やかな対応。

混雑する救急外来で、2時間も3時間も待たされ‥‥‥(。´・ω・)ん?

看護師や医師の言葉や対応が‥‥‥‥温かい。丁寧。

 

  • 病院の体制の変化?
  • コロナ禍での変化?
  • 時代背景?

よくわからないが、とにかく皆さんの暖かさで、救われている。

主治医の説明は、分かりやすく、わたしが聞きたかったメモ書きを、彼はさり気なく見て答えて下さる。30分!ご自身のご両親の様子まで口にされた。(同世代?)

お医者様への意識が変わった!

 

つづく院内の、社会福祉士の案内も、分かりやすかった。

病状が落ち着いた段階で、入院中に介護認定の見直しをして、退院後の案内をして頂ける。いくつかの例を、まさに私が知りたかった情報をほぼ提供して頂けた。

 

"案ずるより‥‥‥‥ "   だ!

素晴しい方々との出会いに、心から感謝!!!!

 

地域の責任者や、お隣ご近所に説明をして回り、一息。

これって母のお陰なのかもしれない。