人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

吊るし雛 (*´艸`*)

91歳の母がようやくショートステイの施設に入所し、かかりつけ医の診察も済み
ホッと一息‥‥‥と思いきや

「ベストと、夜に寝る時首に巻くガーゼタオルが欲しいんだて。」

(;゚Д゚)ええ~~  先に言ってよねえ~と、内心ぼやきつつ‥‥‥

「そうなんだ、施設に戻ったら、午後から持ってくるね。」

 

往復1時間ほどかけて施設に向かい、また往復1時間ほどかけてかかりつけ医の

診察を済ませ、あ~~~また1時間ほどかけてここを往復⁈

 

そのまま持参は出来ない。

ガーゼタオルには名前を記入し、

ニットのベストは、白い布(ハンカチ)を探して、名前を明記し縫い付ける。

 

早朝から動いていたので、施設の3往復でも、午後の2時だった。

「あの高いとこ(高台の道の駅)に、

角さん田中角栄銅像とか資料館があるんだて。」と、

施設で語った母の言葉を思い出した。

 

重厚な建物に入っていく人の列につられて入館。

かなりこじんまりとしたスペースで、入館料が400円!

精悍な姿、達筆な筆さばきに、在りし日の活躍を思い出す。

が、競走馬を何頭も持っていた下りで‥‥‥‥

時代とは言え、賄賂で真っ黒だったし、それが発覚してのあれだ!

英雄ともてはやされた方の落日は‥‥‥気分が沈む。

 

お隣の「ふるさと会館」‥‥‥だったかな?

華やかに、「吊るし雛」の展示中! (*´艸`*)

 

藍色を主体にした、おしゃれな吊るし雛とアヤメ

 

 

 

 

 

愛らしさと華やかさは、期待以上  ( ´艸`)‥‥‥

赤が主体の細かな吊るし雛は、春の訪れと、華やかな気分を連れてくる。

見事な手仕事に、感動もある。

 

出入り口で見つけた地元の蜂蜜が、500グラムで1700円!

リーズナブルな価格に ( ´艸`)‥‥‥購入。

 

帰宅して、花粉症で不快な喉を、蜂蜜入りの紅茶で潤した (*´艸`*)

母は、小さくなって自分の身体の状況に納得し、施設入所を受け入れたと思っていいのだろうか?

 

介護度5の移動費に絶句

91歳の母、3月のサポート記録(5)

 

91歳の母は、ようやく退屈極まりない病院から脱出したものの‥‥‥

緊張と不安で、疲れ切って‥‥‥‥初日は食事が取れなかった!と。

 

そして、医療関係は家族にゆだねられる。

入所早々、介護タクシーの予約が出来る日時を確認して、かかりつけ医を訪問。

 

が‥‥‥やたらと混みあう内科医院。

前日にわたしは泣きついた!

「半年以上前に転んで骨折して、手術後に大腸憩室の穿孔で、人工肛門になりました。ようやく退院して、ショートステイ施設に入所し‥‥‥」

「で、明日福祉タクシーで、本人に付き添って10時位に来ますが、あまり待たずに診察をするにはどうしたらいいでしょうか?」

 

母の名前だけで通じた!

‥‥‥このクリニックが開院依頼20年以上通っていた‥‥‥

「どうされたのか気にしていました。」

「対応しましょう。」の言葉と共に、担当の医師とも話が出来た。

色んな人たちの助けが、本当に有り難い。

 

片道20分以上で、介護タクシー料金は往復7000円弱。

 

「思ったより、ずっと元気でよかった!」と医師。

「先生の顔を見たら、安心して涙がでますて。」と母。

母の安心を手に入れられたのなら、タクシー代はどうってことないか!

 

‥‥‥とはいえ民間救急車で約46000円。

病院からショートステイ施設まで福祉タクシー約16000円。

今回のかかりつけ医への往復で福祉タクシー約7000円。

合計約63000円は、2カ月半の入院費に匹敵。‥‥‥

 

帰りの車内で、用意していた ”桜餅” を母にこっそりと渡した。

大事そうに食べる姿が、なぜか悲しかった。

もう一緒に暮らすことは無い。

 

退院した91歳母の訴え

91歳母、3月のサポート記録(4)

 

ようやく退院。一回り小さくなった母。

その眼が、不安と緊張を訴えている。

ショートステイ先まで車でおよそ1時間。

途中、トンネル内事故に遭遇したが、1時間余りで到着。

母は、疲れも見せず、

施設長、ケアマネージャーとわたしの会話に加わった。

 

「まあ~、リハビリが無かったら、一日中カーテンに囲われた中で、

やんなった(嫌になった)て。」

「トイレに行きたくなって、ブザーを押しても、

おむつしているからその中でいいんですよなんか言われたって、

正気でなんか、なかなか出せるもんじゃねえ。」

「そんでも、人出が足りねえんだから、仕方ねえこての。」

「歩かんねえんだから、しょうがねえこてのう。」

 

おむつでの小用を強制されていたことが、情けなかったらしい。

 

「病院で、コロナのクラスターが発生したこと知っていたの?」

「あ~○○先生も罹ったと。」

‥‥‥母の担当医師も罹患していたのか‥‥‥

 

カタカナ名の施設に

「ここは、ショートステイなんだのう。」と、納得。

「こうなったら、どこでも言われたとこに行くこてね。」

 

ほ~~~~(❁´◡`❁) 囲われた生活の中で、何が何でも帰宅する!から‥‥‥

ようやく悟りの境地に至った?

そう言っているうちの、事を進めよう!

 

施設長とケアマネが、母の90代にしてはしっかりしていると認識してくださり、

今後のサポートは本人に相談しながら進めたいと、母に寄り添って下さった。

 

特養4件の申し込み結果の連絡が間もなく入って来る。

何処でもいいのなら、4月中にここを退所しなくていいわけだし、

わたしに都合のいい場所にしようっと! (*´艸`*)

 

また少し、楽になった。

 

とはいえ、隙間風が「花粉」を運んでくる。

家の中に居ながら、くしゃみが出るわ、眼が痒いわで、花粉症が悪化中。

 

 

 

 

91歳の母に投与された薬にモヤモヤ~

91歳母、3月のサポート記録(3)

 

12月と1月の投薬明細
2月と3月の投薬明細

91歳の母が、この病院に転院したのは11月29日。

12月から、退院までの投薬明細が、どうにも引っかかる。

12月は、30種類の薬が使用されている。

効果が出ないと、別の薬に変更されるのだろうが‥‥‥

91歳という高齢で、腎機能低下で一昨年は、3週間の入院治療を受けている。

クレアチニンの値が、かなり悪いはず。

 

1月は11種類。2月は16種類。

退院月が6種類に落ち着く。

 

退院をしきりに急かした医師を、信頼できかねるわたしがいる。

昨年末から、安定して即退院できると言われていた中、

毎月検査も、滞りなく行われていた。

 

退院間際に、投薬が6種類?

落ち着いていたなら、12月はさておき、1月2月も6種類であっていいはずと思うのは、素人だからだろうか?

 

母の入院中に、病状連絡をしますとの担当看護師から、1度も連絡は頂けなかった。

 

退院時の時間を指定し、迎えのわたしに30分前に来るようにと、相談員が連絡してきたにもかかわらず、待たされる事ばかりで、病院を出たのは20分遅れ。

相談員さんの姿もなく‥‥‥

手際の悪さを含めて、病院への不信感につながった。

 

病院内の天井に広がったシミが、黴にしか見えなかったのは、間違えであってほしい。










「すぐ 死ぬんだから」

f:id:taijose412ouen:20230312170643j:image

( ,,`・ω・´)ンンン? 内館牧子著‥‥‥「すぐ  死ぬんだから」

母の口癖だ。で、だから何だろう?

どうでもいいってことか?

「すぐ死ぬんだから」と言いながら、91歳の母は、気丈だ。

やたらとプライドが高い。

まず、身の回りを小奇麗にする。出かける際の身じまいをきちんとする。

週一のデイサービスでは、1カ月間の洋服を絶対にかぶらせない。

コーディネートは、完璧を目指す。

 

母にとって、第三者の目からどう映るかが、大問題。

91歳の着てきた洋服を、いちいち覚えている人はいない、と思う。

しかも、そこはデイサービスで、利用者の半分以上が認知機能に問題あり。

 

母はさておき、本の内容は‥‥‥‥

高齢者になって、ジタバタとアンチエイジングに励む方あり、あるがままを受け止めてかどうか‥‥‥周囲の色に同化するように、老人のこうあるべき姿に急降下する方あり。

どちらを選ぶか選択の自由があるのに、周囲の目を一番に、91歳のわたしの母の正反対を選ぶ方とか、選べなくなっていく方とか‥‥‥‥

 

60年余り生きてきて、いろんな生き様を眺めつつ思うのは、

正解がない! ひとりひとりが正解。

後悔があっても、正解かな?と。

どれもありだと思うから。

 

すぐじゃなくても、いつか死ぬ。

メメントモリを意識して、自分に素直に、自分に優しくその時を迎えたい。

ショートステイ先と契約を交わす

91歳母、3月のサポート記録(2)

 

実家から車で20分余りで、ショートステイ先の施設に到着。

見事に、山ん中!!!

いや、大自然に抱かれた地域。

 

わりとこじんまり。

入所担当者と初対面。

施設長だった‥‥‥ふっくらした女性。

 

契約を交わす前に、母の近況などのすり合わせと、わたしとの関わり方や

これまでのサポート状況を伝える。

「聞く」ことの大切さを当然のように身に着けていらっしゃる。

 

わたしの一番の不安。

地域包括支援センターのスタッフから

「3月1日から4月半ばのショートステイを引き受けてくれるところが、

ようやく無理を言って、なんとか見つかりました!」と。

万が一、4月上旬から受け入れて頂けるであろう

「特養」の申し込み順が、先送りになったら、

また別の施設を探し回って、転所⁈

 

 

「こちらに居られる期間は、4月の半ばまででしょうか?」

「いえ、基本的に、こちらの施設の利用は、

介護保険の認定期間が切れるまで大丈夫です。」 

( ,,`・ω・´)ンンン? 初めて聞く。

「基本や基準はありますが、介護度5でお一人暮らしの場合は、配慮されます。」

 

ここで、安堵  (*´艸`*)  よかった!

ひとまず安心。

現在の入所者30名。マックス45名。

( ,,`・ω・´)ンンン? 

地域包括支援センターのスタッフは、ようやく無理を言って入所していただけそうと言っていたけど‥‥‥

 

施設内や、施設の方針の説明や、持ち物の確認を済ませる。

契約内容の細かな説明を確認して、署名捺印。

 

2時間近くかかり、実家まで往復1時間弱。

これだけでぐったり‥‥‥‥

 

が、問題は別にも発生!

10年に1度の寒波に見舞われていたこの地域では、水道管の破裂が相次いでいたらしい。実家も、その難に遭遇していた。

半年前の8月に新品に交換したお風呂の給湯器。

給湯管が、破裂していた。

午後は、その修繕に対応。

 

母も実家も、確実に老朽化!‥‥‥ついでに、わたしも‥‥‥

91歳母の退院入所の準備

91歳母、3月のサポート記録(1)

 

91歳母の入院先の病院に連絡する。

コロナ感染の終息状況と母の罹患の有無を確認。

確かな退院日を確認し‥‥‥

  • 当日の退院時間
  • 着替え等の持参するものを確認
  • 福祉タクシーの予約
  • 迎えの時間確認

 

担当のケアマネに連絡し、

  • 退院と施設入所の確認

 

入所予定の施設に連絡し

  • 入所前に、細かい施設の内容を確認したいと伝え‥‥
  • 担当者との打ち合わせを予約
  • 打ち合わせと同時に、契約を依頼
  • 持参する書類等の確認

 

残念ながら‥‥‥‥なんて、厳しい状況から逃れるために、

自分を安心させるために、加えて長距離運転での疲れを引きずらないために

準備を整える。

ゆとりをもって、合理的に動きたい  (*´艸`*)

 

実は、帰省してきただけで、首肩腰が少々ツライ  ( ´艸`)‥‥‥

穏やかに時間が過ぎますように‥‥‥‥