唐津‥‥‥‥響きがいい
わたしは、それだけの理由でやってきた。
唐津城‥‥‥‥魅かれる(笑)
お城への階段は、必ずつきもので‥‥‥‥暑くなくてよかったと感謝しながら
登っていく。
現存のお城ではなく、城内は資料館。
それでも、この地は要塞としての任務を担っただろう歴史を垣間見るのも興味深い。
朝鮮出兵を企て、秀吉が築城した名護屋城の資材を使って建てられたとか?
天守からの眺めで、松浦川が塩害で苦心しただろう姿を確認できる。
どこから海が始まるのか?不思議な景観。
内海の穏やかな風景は、いつまでも眺めていられるが、現実の塩害を知ると
複雑な気持ち。
庭の大木に、苔が自生して湿度の高さがうかがえる。
今ほどではなくても、夏は気温が他界だけでなく湿度も高い地域。
「唐津焼」は「伊万里」や「有田」に比べて、華やかさに欠けるけれど、
渋さとナチュラルな色合いがどこか素朴で、愛好者がいらっしゃるだろうなと
思える風情。
賑わいには今一つ欠けるものの、この地の雰囲気を味わうことが出来る。