今週のお題「試験の思い出」
大学受験
経済的に恵まれていない家庭だった‥‥‥要するに「貧乏」
気が付くのに随分かかった気がする。
小学生?高学年?
比較的仲が良くて、学校の帰り道が同じ方向の4人。
ある時、
「○○ちゃんは、上の上で、○○は上の中。」
「わたしが中の上で、○○(わたし)は中の下だね。」と‥‥‥‥‥
なんて答えたか、記憶にないが、かなりショッキングだった。
と同時に、的確な答えだった。
進学校に進んだ。当然、進学OKかと思いきや
「大学行かせる金なんかねえ!」の父の言葉に (;゚Д゚)ええ~~
「短大なら何とかするよ。」と母。
頑張っても、進学できないかもしれないからと、本の乱読の日々。
案の定、「落ちた!」
性懲りもなく、翌年も5~6校受験して全滅!!!!
「この世が終わった」と、全く食べられずに寝込んで1週間?
熱も下がり、”母を悲しませている事” に気づき、ようやく起きた。
体重が5㎏以上減った。‥‥‥‥フラフラ‥‥‥‥
就職も出来ず、全く興味のない2年制の商経学部で、簿記会計を学んだ。
高校時代から時刻表が好きになって、鉄道やバスの一人旅の楽しさを知った。
鉄道会社に就職し、観光バス部門から観光旅行部門に異動になり‥‥‥‥
簿記会計とは全く縁のない仕事と思いきや、その後色々働く場面でも、結婚してからも、お金や経済の動きの知識は役立った。
FPを学ぶ上でも、随分と助かった。
卒業した学校を恥ずかしいと卑下していたが、これでよかったのかなと。
意識下で「学歴コンプレックス」に悩まされていた。
年末から春にかけて受験の夢をみ続けていた。
会場に間に合わない!会場を間違える!
試験終了時間が近づいたのに、答案用紙が真っ白!
選択科目にない数学と悪戦苦闘!
このいづれかのパターンで何度も同じ夢を、多分40代半ばまでみていた。
未だに、たかが学歴、されど学歴は‥‥‥ありそう。
高学歴で、高飛車で、コミュニケーションが取れない人を何人かみた。
学歴が無くても、コツコツと現場を学んで、実績を上げる人もみた。
要は、人柄だと心から身に染みたのは、50代になってあの夢をみなくなった頃かもしれない。
それでも、引きずっているのは、感じる。
受験に失敗した話に、心がひりつく。