初めて大人買い(3冊はちがう?)したコミックの
「ひとりでしにたい」は、タイトルに魅かれて、期待大!
3冊で完結ではなかった(笑)
主人公が三十代半ばで「ひとりでしにたい」、きれいに死にたいと思うに至るのは、幼いころから憧れていた独身の叔母さんの変死が原因。
実際、わたしも「終活」を意識したのは、身近な友人の病死。
そして2年前に最期を見送った叔母夫婦との関わりから、どんな風に死にたいかで今の生き方を見直していこうと‥‥‥
ただ、完結ではないだけに、答えは得られていない。
代わりに浮上するのが、自分の「死」を意識したことで、親たちの終活から母親の希望する熟年離婚問題。
今の独身女性だけでなく、わたしたち世代の夫婦の問題まで提起され、興味深い。
夫の年金が離婚後に半分手に入ることで熟年離婚が、たやすく成った感があるが、
実は厚生年金部分の、結婚期間中だけ。国民年金が減少する中、離婚は生活保護水準以下の年金収入になる可能性が増える。
離婚の原因を掘り下げて見えてくるのは‥‥‥‥コミュニケーション不足?
諸々、考えさせられるのだが、コミックで読み続けたいかというと‥‥‥‥?
文章だけがいいかなぁ~~~
わたしの年になる前に、若い方たちが手に取って考える機会になったらなと思う。
まずは、入門編。素敵に終わりたい。