90歳母、6月のサポート記録(2)
「毎晩汗だくになるのは、なんでだかのう?」
「冬用の布団をかけて、しっかり着込んで寝ているからでしょ。」
「まぁ、そうだかや。そんだたって、まだ寒いこて。」
「夏用の布団と毛布にして、その時々の暑さで加減したらいいんじゃないの?」
「あれ?塩のビンが無いよ?」
「・・・・・」
冷蔵庫で発見!‥‥‥塩って冷蔵庫に入れた方が良かった?‥‥‥
「汗かいて、体が暑いのに、背中が寒いんだて。」
「暑くて汗かいて、汗で冷えているんだと思うよ。」
「・・・・・」
TVの音量が小さくなった。わたしで丁度いい?
「あんなこと言って、いい加減だよね。」とTVのニュースの感想を言ったら
案の定母は、聞こえていない。
無表情で聞こえない画像を追っている‥‥‥ちょっと恐い?
身体の熱を取るために水筒の中「温かい麦茶」に変えた。
「どう?香ばしい?」
「(。´・ω・)ん? 何が?」
「それ麦茶にしたんだよ。香ばしいでしょ。」
「なんも、解らんかった。」
‥‥‥秘かに (;゚Д゚)ええ~~
「言われてみれば、麦茶のような気がする。」
「なんだこんで、入れ歯にしてから味がようわからん。」
‥‥‥入れ歯のせいだけかなぁ‥‥‥‥
そして今回、初めて
「もう頭染める(白髪染め)のは止めたて。」
理由は‥‥‥‥尋ねない。
もうどうなってもいい年だとか、年金が少ないからだとか、節約しねきゃならんとか、マイナーな返事が帰って来る。そこは、わたしの問題じゃないと割り切った。
見事な銀髪に、少々羨ましさもある。
穏やかな6月の滞在となりますように。( ´艸`)