人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

雨の彦根城

出かけるときは、曇り。

高速に入って‥‥‥‥しばらくすると‥‥‥前が見えない!どしゃ降り!!!!

久し振りの? もしかしたら、こんな雨初めて?

周囲の車も、速度を落とし、慎重に運転?

バケツをひっくり返したような雨で、周囲は霞、前の車のライトをかろうじて確認。

う~~~停車して、様子見したいと思うが、高速走行中。

 

なかなか体験できない雨と、現実逃避している自分に、テンションが上がる。

このまま時空を超えて‥‥‥‥映画の世界みたいと、妄想を繰り広げる。

 

愛知県を抜けたところで、小降り。

1年ぶりの彦根に到着し、おもむろに出かける。

タイミングよく彦根城行のバスに飛び乗りひこにゃん発見。

車窓に向かって座る椅子。( ´艸`)

 

重要文化財の「太鼓門」から入り、

40年近く前の記憶にあった坂道を上る。

 

この坂が、やたらとキツカッタのは、お天気のせいばかりでなく、守りの砦ともいわれるお城を護るため、石段の幅も高さも、ランダム!

通常の石段のようにリズミカルにはいかず、足元に注意して登らないわけにはいかない。40年も記憶に残るわけだ。( ´艸`)

 

前を行くお年寄りが、転びかけて、側のお孫さん?が支えた。

「わたしは、もうここで無理だな。」と聞こえてくる。

わたしの身体の使用期限も、先が見えていると、思わずにいられない。

気になるお城、全部見るぞ!( ´艸`)

 

姫路城や名古屋城を見てきたことで、彦根城が小振りに感じる。完成を急がせ、大津城からの移築材がそこかしこに垣間見られ、重厚な木材は再利用されて、なおかつ今の時代にも生きている。

 

天守閣よりも、坂道

玄宮園」、「御書院棟」に目を見張る。

関ケ原の合戦後、西側からの敵に対する砦としての天守閣や、天秤櫓の危機管理から一転。60年後に下屋敷であると同時に、「隠居所」として広大な池泉回遊式庭園が存在する。1日中散策しても飽きない趣のある、広大なお庭。

 

石垣にも、時代の変遷がうかがわれ、歴史の流れに魅かれる。

歓声を上げながら、走っていく小さな子に目が行き、あの子達も大人になって再度お城を訪ねることになるかなと‥‥‥

 

今年3回目のお城巡り、3回目も雨。( ´艸`)

そして、雨のお陰で、人影少なく、一人で歩き廻る時間も多かった。ラッキー!