91歳母、夏のサポート記録(4)
認知症ではない。
91歳で、なんとか一人暮らしを、わたしの短期滞在のサポートでこなしている。
が‥‥‥
行政からの郵便物の解読が、母曰く。
「めんどくさいんだて。」
7月は保険証関係の切り替えの連絡と、差し替えの保険証類が届く。
これを確認してほしいと言えばいいのに、わざわざ、わたしの前で封書を広げ
老眼鏡をかけ‥‥‥‥う~~ん、と構えて見せる。
「何?何が解らんの?」
「解らんわけじゃないこてね。面倒なんだて。」
ならばと、今使っている保険証はどれなのと聞けば‥‥‥
「まぁ、これ全部受付に出せば、選んでくれるがね。」
やっぱりわかっちゃいない ( ´艸`)‥‥‥
4種類を全て持ち歩き、このうち1~3は差し替えが郵送されて、
合計7枚。
「なんだこんで、面倒になった!」と‥‥‥( ´艸`)
1に至っては、10月から所得に応じて負担額が変更されるため、9月までの有効期限になっているが、説明したら、もっと「めんどくさい」事に成りそう。
その前に、有効期限は見えてないかな?
馬鹿にされたくないけれど、どうしていいかわからない母の胸の内が
ありありと解ってしまう。
なぜ教えてと言えないのか?
わたしなど、
「Twitterが全く解らないので、懇切丁寧に教えてください。」とお願いした。
娘は丁寧さに驚き、照れながら
「しょうがないなぁ。」と笑いながら応じて入れた。
‥‥‥実は、そこから1ヶ月近くたっても、未だに消化しきれていない‥‥‥‥
戦前生まれの性がなせる態度?
そういえば、「ありがとう」も、めったに口にしない。
三度の食事の上げ膳据え膳も、洗濯物をたたんで渡しても、
掃除をしても草取りでも「ありがとう」は、ほぼ無い。
娘は、何をやっても「当たり前」⁈‥‥‥まぁ、しょうがない。
これも、認知力低下?昔からだったな!