人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

洗濯もの、取りにきて!

スマホの着信が、母の入院中の病院。

ドキッとしつつ、今は夕方だから、何かの催促?

母は、人工肛門造設術を受け、身体障害者の認定を受けた。

ストマ装具は、必需品。

 

ストマ装具の追加購入か、

それに必要なビニル手袋や泡の出る石鹸等の購入依頼?

入院費の請求書の送付先確認?

退院日が決定?

 

「お母さんが、カーディガンを2枚洗濯してきてほしいそうです。」

‥‥‥はぁ~~~~?‥‥‥

帰宅して、10日も経っていない!

今生の別れをして、手を握った母。

元気になれば、早速娘を雑用に呼び出す。(車で片道6時間余)

着替えのカーディガンを4枚渡してあるし、半纏も渡したはず。

「大丈夫です。着替えが不足する前に、そちらに伺えます。」と。

 

電話を頂いたついでに

「介護認定が、要介護5でしたが、まだ寝たきりでしょうか?」

「いえ、あれからずいぶんと回復されて、

リハビリも頑張っていらっしゃるので、動けます。」

「ええ~~でも、要介護5でいいんでしょうか?」

「認定されたので、いいと思います。」

‥‥‥それって、病院も早い段階で、施設に送り出したい思惑と重なっているのだろうか?‥‥‥

 

「自力で、立ち上がれますか?」

「捕まるものがあれが、立ち上がっています。」

「歩行の補助器具があれば、歩けるってことでしょうか?」

「リハビリで、歩いているようですが、2カ月も寝たきり状態でしたから、立ち上がってもすぐに疲れるので、そうそう何度も立つことは出来ません。」

 

帰りたい一心?  頑張れば元通りに動くはずと考えて? 

自分は頑張り屋なんだとの意地?‥‥‥母は何くそ~精神がやたらと強い。

 

施設の方が面接に見え、病院側からの病状説明もされたが‥‥

如何せん!

施設で新型コロナウイルスの感染者が1名出たことで、受け入れに多少の時間がかかるらしい。

 

いずれにせよ、母の施設入所のわたしの「罪悪感」は、ブログのお陰で励まされ、

日々薄れていく。お互いに、穏やかな日々を送りたい。