人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

わたしを待ち受けたのは?(2)

そろそろ来る!

母が入院中の病院から、病状連絡が入るころ。常にスマホを身近に!

電話は、担当看護師からではなく、相談員さん。

「いつこちらに来られますか?」

(;゚Д゚)ええ~~ (;゚Д゚)ええ~~ 言葉を疑った。

「そちらの大雪がニュースになっていますし、市内在住の従妹から雪が酷いから帰ってこない方がいいと言われていますが‥‥‥」

「退院後の施設を今から決めておかない困ります。時間がありません。病院は2~3か月で退院していただきますので。」

 

早々に退院先を予約しても、予定通りに施設入所出来るわけではない。

重々承知している。

が‥‥‥母の状態を見て、連絡待ちで次の行動を起こすことにしてあった。

今、酸素吸入が不要になり、安定していますと言われても、大雪警報が出たり、豪雪で国道の渋滞が一晩中続く中、身動きが取れない。

しかもニュースになった国道から実家は近い。

メインの道路が開通しても、実家への狭い道までは手が届かない。

そもそも高速道路を降りて、まともに移動できるか?

‥‥‥前回の冬に体験済み‥‥‥

 

そして、信州のこの地も、最高気温が氷点下の日がやって来た。

路面の凍結は怖い。

日本海側に向かう際の、県境も怖い。

 

こちらの身の危険をよそに、

 

「施設の申し込みは済みましたか?面接の予約は取りましたか?」

「来週には来られますか?来られる日に連絡を下さい。お話があります。」

う~ん、圧が強い!

この連絡を待っての、行動が出来ない状況の中‥‥‥‥

彼女は、真摯に仕事を勧めたいだけなのだろうと‥‥‥‥不満は飲み込む。

転院時の態度とは一転したように感じるのは気のせいか?

 

施設に申し込みの電話をかけ続けるが、二十数回、話し中。

同様の高齢者で、いくつもの家族が困窮している気がしてならない。

しかも年末年始、施設の事務対応はお休みするだろう。

 

出来ることはやってみる。来年を待つしかない気はするが。