三人寄ったら、姦しい女性。
女四人での生活は、かなり興味深い。
おまけに、「あの家」と言っている!
三浦しをん著‥‥‥あの家に暮らす四人の女
個性派揃い!‥‥‥要するに、類は友を呼ぶ⁈
元々の住人である、あの家の母娘からして、かなりの少数派タイプ。
都会にありがちな環境と立場の、少数派がひょんなことからか、必然か、
同居が始まり、なぜか非現実な世界も広がる中‥‥‥
‥‥‥女の神経を逆撫でしない男はおらんし、
男の神経を逆撫でしない女はおらん‥‥‥本文より
‥‥‥男女のあいだに対話が成立するのはまれだ。奇跡だ。‥‥‥本文より
いたく納得!!!!!
そして、出て行った(追い出した)父親が、亡くなったはずなのに絡んできて‥‥‥
一人で声を殺して笑い、たまらずに笑い転げてしまった!!!!!
かなり抱腹絶倒に近い。わたしの笑いのツボにどんぴしゃり。
河童の登場は、本当にドツボ。
恋というのは、勝手な思い込みらしいし、愛は思い込みが打ち砕かれても関係を維持する根性と諦めらしい。‥‥( ´艸`)‥‥無きにしも非ず。
ただ、こればっかりは体験しないと理解が難しい。
それぞれに思い描く人間模様が、なんだかもやもやを吹き飛ばしてくれた。