91歳母の5月後半サポート記録(5)
母がようやく「特養」に入所して、二日後、初めての面会。
「これは、冬のコートだから持って帰ってハンガーにかけておいてくれ。」
「これは、ウエストがゴムじゃねえから、着替えの時に迷惑かけるんで、
いらんから持って帰ってくれ。」
「まぁ、ここのしょ(ここの施設の方たち)は、よう(よく)してくれるわ。」
「ご飯の時、こんがんなって(首をかしげて見せる)、
自分で食べらんねえの(人)がいっぺい居るて。」‥‥‥切なそう⁈
立て板に水のごとく、しゃべり続ける!
「ところで、家の電話だけど、かかって来るのは営業の電話ばっかりだし、
わたしも○○(弟の名)も、携帯があるから、電話は要らないんだよね。
このままだと、○○さん(母の名)の口座から引き落としが続くから、
解約してもいい?」
「まあ!ダメだこてね~ おれが帰ったときに使うねっかて。」
(;゚Д゚)ええ~~ (;゚Д゚)ええ~~
母は、帰宅できると、未だに思っている⁈
施設で一緒に食事をするのは、自分で食事をとられない人が多かったことにショックを受けるとともに、自分は何でもできると思った⁈
要介護度5で、独り暮らしだから、優先的に入所出来た。
という事は、施設が終の棲家‥‥‥認識したはず。
う~ん、ここは素直に従っておこう。
「飴は要らないって言うから、
チョコレートといつもの豆乳や果物のジュースを差し入れるね。」
その差し入れさえも、施設が管理する。
「手元に置いて、全部食べてしまわないようにします。」
新たなモヤモヤを抱えて、5月後半の母のサポート終了。