「散歩してくるよ。」
暗くなって、肌寒さも感じる時間だというのに‥‥‥‥いきなり秋。
夫が散歩に出かけるようになった⁈
この夏、暑さにかなり参って、寝たり起きたりどころか、寝たっきり時間がほとんど。
四六時中咳き込んでいたけれど、回数が減った。
「肺の状態は、落ち着いたの?」
「いや!咳をしちゃいけないのにどうしても、
せき込むから悪化しているって言われた。」‥‥‥‥(⊙_⊙;)
体重は増えるどころか、多分減っている?顔色も、悪い。
「でも散歩出来るって、少しは楽になったってこと?」
「いや、ぜんぜんだめ。」‥‥‥‥(⊙_⊙;)
散歩時間が、以前は2時間以上だった。今は1時間足らず‥‥‥そういうことか。
真っ青な顔をして、帰宅すると和室で寝転んでごろごろ。
「二階への階段がきついんだよ。歩かないと‥‥‥」
そういうことか‥‥‥‥わたし、次のサポートを念頭に入れなくちゃならない?
ほんの10年前まで、老いることなど念頭になかった!
年を取るって、残酷だな。
夫は既に古希を迎えている。生活習慣で、古希ともなるとかなりの個人差。
出逢ったころ、パワフルで驚きの連続だったが、
健康への過信で無理を重ねた結果が今ある。
彼は、わたしの反面教師。
今更のあがきで、どこまで生活が保っていられるのだろうか?
心配で、わたしの心を削られていた期間(20年余り)は、強制終了させた。
頑張れと俯瞰に徹する。