「ええ~~何それ⁈」
「最近食べこぼしが多いから。自己防衛。いいだろ。」
‥‥‥明らかに、痴呆が始まった爺さん風情‥‥‥
食べこぼしの対処をした姿は‥‥‥
小ぶりのバスタオルを胸の上に、洗濯ばさみで止めて、
腰のあたりをぐるりとひもで縛っている!‥‥‥得意そう⁈
どこからみても、変な爺さん。
変な爺さんは、痩せぎすで、頑固で、偏屈って感じ満載。
そこでわたしは頭をひねった!
有り余る布地で "エプロン" を作ろう。
しかも、夫の好きな青系の生地がある。
コットンじゃないから、洗ってもアイロン不要。
なんとな~く捨てられなかった息子のジーパンのポケットと、余りのバイヤステープも活用できる (*´艸`*)‥‥
1日かけて、エプロン完成。
真ん中には、大きなポケットを付けて、足さばきを良くするために
ポケットの下に、スリットを入れた。
「あなたに、贈り物で~す」
「ええ~~ あっ、いいねえ~」
どうやらかなり気に入ってくれた様子で、ニンマリ顔で早速着用。
「やっぱり、バスタオルじゃ、変だったかな?」
「うん、かなりね。」
母からの大量の生地が少々さばけて、ちょっとすっきり。
あなた、わたしを大切にしないと、母の呪いで、そのエプロンが首を絞めるかもよ~~と、勝手な妄想を抱く。
次は何作ろうかなと思案中。
自分用のエプロンは、先日処分しても、6枚くらいある。