定期観光バス "地獄めぐり" は、
海地獄から始まり、鬼石坊主地獄、かまど地獄、
鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄の7つの地獄を巡る。
所用時間約3時間。そのうち、1時間程度の徒歩移動がある。
なぜに温泉が地獄?
との素朴な疑問は‥‥‥‥その昔、畑や田んぼはもちろん、
いきなり高温の湯が噴き出して、その中に人間や動物が落ちて命を落とすことが
多かったことで、噴き出す温泉を "地獄" と呼ぶようになったと説明されたかと思う。
湯煙漂う湯の街に、そんな残酷な歴史があった事を初めて知った。
地獄の色や、噴き出し様から、名前が付けられている。
地獄の温度は、低くても78℃で、高いところは100℃を超える。
この熱を利用して、植物やワニが飼育されていることも初めて知る。
別府というこの地の下は、いったいどうなっているのかと不思議と不安が交差。
この特別な環境の中で生活されている方たちの、地獄への想いって何だろう?
例えば、姫路城や彦根城のような素晴らしいお城を持つ地域の方の並々ならぬ誇らしさとかが、存在するのだろうか?
地獄は、別府市内の所々に点在し、興味が沸いた個所をじっくり眺めたり、
お土産屋さんを覗く時間は、あまりないが、
有名な7地獄を効率よく回るには定期観光バスは最適。
ガイドさんが乗車されるので、別府のユニークなお話も楽しい。
この定観を利用したうえで、べっぷ市営温泉めぐりに出かけるのも一興かと思う。
別府駅周辺に、地元ならではの安価な市営温泉が沢山!!!!