‥‥‥そっか、やっぱり面食いだね‥‥‥
と呟きつつ、息子の結婚する宣言のお相手と対面。
楚々としつつ華やかさも併せ持つ、しっかりした方。
緊張も伝わる。
わたしの緊張は‥‥‥‥夫の失礼な発言への不安⁈ いや!恐怖⁈
わたしへの負担を減らすことを考えて(もちろん息子が)外での懐石料理を予約。
これは内心楽しみで‥‥‥(*´艸`*)‥‥‥‥
この村で、ランチ時間に "行列が出来るお店" 。
流通機構を考えたら、海なし県で3,000m級の山々に囲まれた明るい農村でも、
海鮮が美味しいのは不思議ではない。
「あっ!ちょっと期待してなかったから驚き!」
お料理は美味しかった。その量も多くて、残すことを前提でタッパー持参。
夫とわたしは4つのタッパーを埋め尽くしていた。
お腹いっぱい。
お相手は、健気に夫の斜めから(?)の会話に真摯に付き合っている。
緊張しつつ、きちんと答えている彼女を助けるべく‥‥‥‥
「父さん、面接じゃないんだから、食べよう ♪」
会話の中に( ,,`・ω・´)ンンン?
「わたしが結婚しようと思った事の一つは、彼女が浪費家じゃないなと感じたところ。」
「立場上(何の立場?)色んな女性に言い寄られたけれど、みんな浪費家なんだよね。」
と夫が言った。
‥‥‥‥当時東京在住の彼にとって、
最先端のファッションで洗練された女性は、浪費家に見えたと思う‥‥‥‥
「単に、わたしが地味だったってことでしょ!」
とわたしが答える。
というか、ファッションに興味のない彼にとって、こだわりの国産ブランドファッションのわたしの服装の値段を理解できていなかった!
暗に、派手で浪費家は困るよと彼女に批判?
彼らの出会いにホッとしているのに‥‥‥
1カ月前に頂いた見事なバラが、この姿なのに捨てられない。
描こうと思って購入したバラが、彼女に見えて‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?
散りゆくバラが、わたしだなと実感。
食後に我が家で、彼ら持参の紅茶と和菓子を頂く。
夫が使ったティーカップを洗う時、持ち手が取れた‥‥‥なんか不吉?