人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

「愛なんだぜ」

 

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小川 糸著‥‥‥「小鳥とリムジン」

著者の作品「食堂カタツムリ」、「つばき文具店」、「ライオンのおやつ」

拝読している。

 

それ、全てがタイトルから手に取って、

おおおお~~と静かな感動を頂いた。

2冊目以降、著者の名前から手に取ったわけじゃないという経験は、初めて。

 

静かな感動と、静かな問題提起はハッピーエンドではないのに、

こころはホッとする。

 

今回の「小鳥とリムジン」だって、手に取ったら著者が小川糸‥‥‥(*´艸`*)‥‥

小鳥とリムジンがどう結びつくの?は、

途中のえっ「小鳥って、普通に小鳥じゃないの?」

( ,,`・ω・´)ンンン?「リムジンって理夢人?」

 

淡々とした状況下と思える生活から始まり、心穏やかならぬ状況が見えてきて、

なにやら不穏!と心が痛み始めると、( ,,`・ω・´)ンンン?

ええええ~~そうかぁ~に変化して、温かなぬくもりが見えてくる。

 

男女の結びつきって‥‥‥そこを越えて、

人との結びつきって、こうあって欲しいが見えてくるけれど、そこまでの道のりは

”いばらの道” よりも厳しいんじゃない⁈

 

「愛なんだぜ」なんて、くさい文句を言って亡くなる大切な人も、

物語の中で既に亡くなっていながら、存在が大きい。

 

小川糸さんワールド、かなり好きだな(笑)

次からは、彼女の作品を探す!