夫が自閉症スペクトラムと知ってから、精神科関連の情報にアンテナが向く。
そして手にしたのは‥‥‥‥
西田 昌規 著‥‥‥‥
自分の「異常性」に気づかない人たち
精神科医で医学博士でいらっしゃる。
2018年が初版だから、7年も前。
「あなたは、自分のことを精神的に正常だと思いますか?」と
問いかけている。
( ,,`・ω・´)ンンン? ふと自分を省みた時、”変わり者” 扱いされたことが多かったわたし。
多数派ではない事は確かかもしれない。
読み進めるほどに、少数だと思っていた異常と捉えられる人の数の多さや
個々の違いが多岐にわたっている事で、当事者の苦悩が伝わって来る。
異常性に気が付かない苦悩だけでなく、放置することで犯罪にもつながる。
しかも、正常・異常の判別は、専門家でも困難らしい。
個性が凝縮すると、異常な方向に向かい、
環境が劣悪だと異常をきたす原因になっていく。
遺伝的な要素もあり、突然変異もあり、生きにくさって‥‥‥‥
全ての人に当てはまりそうな気がしてくる。
相手に期待はせず、自分の感覚が普通とは思わず、色んな意見に耳を傾けて
想像力を働かせ、わたしが良しと感じたことで乗り切っていくかな(笑)
そしたら、気持ちが通じ合った時の喜びが、マシマシになる?
もう気を使うのは出来るだけ卒業したいから、自然体でいられることが大事。
さて、わたしは異常なのか正常なのか?
まともだと思って生きてきたけれど、どっちつかず。
グレーゾーン?
出来る事なら、白に近い、限りなく近い白に近いグレー?であって欲しい(笑)