今は泊まりで出かけることが出来ないけれど、
県内の駅で地元のワインを楽しめるよと誘われた。
「塩尻」だ。
アナログな駅の改札を出ると、左横の売店には、地元産のワインがずらりと並ぶ。
「塩尻」駅は国道から眺めながら通り過ぎる場所。
「塩尻」そのものが、わたしの中でかなり地味過ぎて(ごめんなさい)、松本への
通過地点。
ローカルな電車を乗り継いで(2回も!)、2時間近くかかった。
車なら1時間足らず‥‥‥(*´艸`*)‥‥
お誘いが無ければ、あり得ない経験。
ところが‥‥‥‥
こんな素敵なワインバーが、改札のすぐ下に存在していた。
しかも、「塩尻」には19ものワイナリーが点在し、そのほとんどのワインを
ここで頂くことが出来る。
ご夫婦だけで経営されているワイナリーは、生産量が少ない上に
高評価なため、なかなか手に入らない。
開店と同時に、ワクワクしながら、試飲セットを選ぶ。


※写真のワインのお供は、二人分
赤にB・A・S
B アルプスワイン ブラッククイーン
A 井筒ワイン カベルネ ブラン
S スリエ メルロ Ⅲ
Bは、以前よく頂いていたブラッククイーン。ライトボディ。
懐かしい香りと味わい。軽い口当たりと爽やかな酸味で、スイスイ飲める。
真夏にグラスに一杯氷を入れて注いだら爽快だろうなぁ~(笑)
Aは、Bよりコクが増して、トマト料理に合いそう。
香りもぐっとふくよかに感じる。
Cはミディアムボディの貫禄かな?AやBよりよりコクと奥深さがある。
ステーキと楽しみたいし、プラムで煮込んだチキンや、チーズを齧るだけも好き。
飲み比べの良さを堪能。


平日の昼、中年以降の女性が一人でふらりと立ち寄って、
グラスワインを楽しむ姿が微笑ましい。
30年以上前のシングル時代、
平日のランチに一人でビールを飲んでいた時の、周囲の違和感を思い出した。
最後に、シャルドネをきりっと爽やか~に味わう (*´艸`*)
「塩尻」の街が輝いて見えた。