5月の光前寺は、娘と二人だった。
「もう、長野って、山と田んぼの緑いっぱいだよね~~」
「こんな景色見ているだけで、気持ちい~い。」
5月は、”風薫る‥‥‥” の言葉通り、桜の季節の後の、緑鮮やかな若葉の芽吹き。
あらゆる緑が一堂に会した景色が広がる。
しかも、ゴールデンウイーク後は、閑散として‥‥‥日常が戻っている。
清々しい空気の中で、心身が浄化されていく。
桜に胸躍らせた景色が、3週間もしないうちに、爽やかなグリーンシャワーで
満ちている。
”青もみじ” が青空に美しい。
毎年感じるのは、
若く、瑞々しい姿は‥‥‥美味しそう!(笑)
お互いに、何に感謝し何を祈ったのかは口にしない。
「う~~ん、しっかし何にもないなぁ~」
わかる!
わたしも実家に帰省する度に、退屈し、時間の流れがゆっくり過ぎて、
最終的に、帰省は2泊3日に落ち着いた。
その言葉の裏には、「帰って暮らすことは無い。」が存在。
1週間の滞在中に、”共依存親子” は、杞憂だった気がしてきた。
まさに、なるようになる‥‥‥ケセラセラ‥‥‥