人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

「おい!お~い!」

朝からうめき声?

耳を澄ませると‥‥‥和室(現在の夫の寝室)から!

「おい!お~い!」

 

何!わたしを「おい!」と呼んでいる?‥‥‥怖い‥‥

そして、わたしって「おい」?‥‥‥‥昭和?

愕然とした気持ちで襖を開けて、様子をうかがう。

 

かなり憔悴した様子で、心臓の異変を訴え、

かかりつけ医に連れて行ってくれと訴えてくる。

以前なら、5~6年前までなら、まともに信じてうろたえたはず。

臆病で大げさ!を熟知してしまった。

 

自分がどれだけ辛くて、緊急を要するかを伝えてくる。

「救急車呼ぶ?」

「いや、いい。」

「今日は、10時から介護認定調査だけど、延期する?」

「いや、いい。」

 

その後、ゆっくりと朝食を自分で用意し、食べている。

‥‥‥‥やっぱり‥‥‥

 

介護認定の職員にも、自分の状況の辛さや大変さを訴え続けた。

にもかかわらず、体の動作の確認では、

腕をあげたり、曲げたり伸ばしたり、足も高々と上げて褒められてご満悦。

酸素ボンベをひきながらの歩行も問題なく、トイレも入浴も介助なしを

伝える。

トイレは‥‥‥大きい時はもちろん、小用でも度々汚れている。

わたしが便座をアルコール消毒していることに、気が付いていない?

 

その後のクリニックでは

「心臓そのものに問題はないんだよ。肺の働きが悪いから

その分、心臓に負担が来ているってこと。」

 

循環器内科の受診に初めて同行し、はっきりと状況を知った。

( ,,`・ω・´)ンンン? やはり、今までの夫からの説明は違っていた。

 

命に別状は無い。辛いからと動かず、食事の量が減っていくのが悪化の原因と知る。

帰宅したら、ベッドにはいかずに、昼食を用意して食べていた。

 

わたしのほうが疲弊‥‥‥ケセラセラ‥‥‥