生誕150年記念 上村松園
この春から、ずっと楽しみにしていた。
夫の入退院や病状悪化で、諦めていたが、実現にこぎつけた。
次の特別展(50年後の生誕200年記念?)まで、わたしは生存していないし、
万が一長者番付に載っていたとしても
旅などできず、ましてや歩くことはできない。
今しかない!


万博のオブジェと、ずっと会いたかった「ships cat」
周りは人が少なく、開館時に合わせてちょうどよかったと思いきや‥‥‥
館内は、長蛇の列が続く。
ネット販売は展示会が始まると同時に終了しているので、当日購入のみ。
購入の列に20~30分並び、入場の列でも入場制限を待ちながら20~30分並ぶ。
この人気ぶりに、戸惑いつつもうれしくなっているわたしって?
宮尾登美子女史の「序の舞」を愛読したことで、勝手に親近感を抱いている(笑)
入場までに1時間を費やし、これまた楽しみにしていた
木村多江さんによる音声ガイドを申し込み、会場に入って‥‥‥‥
1,000点以上に及ぶ作品の数と、圧巻の迫力。
100年の時を経て存在する作品の多さと、繊細かつ上品な香り。
これだけの作品を生み出した集中力や気力に圧倒される。








撮影が許可された作品たち。
美人画だけでなく、植物も動きを感じる筆使い。


1枚の作品のための下書きから、完成まで一体どれだけの時間を費やしてきたのか
めまいがするほどの、繊細さ。
「上村松園」の世界にどっぷりとつかり、
気持ちが浄化されていく。
来て、よかった‥‥‥(*´艸`*)‥‥
せめてお気に入りのポストカードが欲しいなと思ったら、完売?
なので購入したのは、歌川国芳の「妖怪」とミャクミャクのコラボ作品!