「この際冷蔵庫と洗濯機を買い替えようと思う。」
ええ~~と思いつつも、冷蔵庫はなんと28年経過して、間もなく29年目(笑)
壊れた~~と喜んだときすでに20年以上経過していた。
最新式の冷凍庫が真ん中で、使いやすそう ♬‥‥なんて喜んだ。
なのに、夫はなまじ知識があるだけに、壊れた個所がわかる!
部品を発注して1年?‥‥‥修理してしまった。
1年間は、ひと月ごとに霜取りのために冷凍庫を空にして、
1日中電源を抜いていたっけ。
その2~3年後、
「冷蔵庫を新しくするから、半分払って!」
ええ~~~働くなといった口から、その言葉⁈
ところが、日増しに悪化する自身の病状をようやく飲み込んできたのか?
”蝙蝠が巣くっている件” と ”お風呂場” のリフォーム工事を言い出したことを皮切りに、
”二階のトイレ” も直すとか‥‥‥⁈
高額療養費制度を利用して戻ってきた医療費を伝えて現金を渡そうとしたら
「いいよ、使って!お世話になっているんだし‥‥‥」
ええ~~ええ~~
「それってもしかしたら、あ~本当にいい妻と結婚して良かったなとか、
素晴らしい奥さんだなとか、今になってようやく理解したから?」
とおどけて見せたら‥‥‥
「うん、本当にそう思う。」
これって、見送った叔母夫婦も長年サポートしてケンカしあった母も、
自分がもう長くないと体で感じた時に始まった現象‥‥‥‥
横になり、眠ることが多くなって、目が覚めては過去のことを思い出す。
感謝が言葉や態度に出てくる。
でも‥‥‥‥義母は100歳まで生き抜いたかた。
夫の悟りは、ちょっと違う気がしてならない。
わたしへの当たりが、ソフトになったことはありがたい。