夫が緊急入院したのは3月の初旬。
髪が、伸びすぎて見苦しいので「散髪に行く?」と声掛けした。
「行きたい!」
彼が愛用しているのは、カット専門のしかも¥1,300-のお店。
興味津々でお供したら、かなり体格のいい、かなり不愛想な中年女性。
酸素ボンベをひきづった猫背で巻き肩で、ガリガリの爺さんに、明らかな
不快感を体中に発しながら、声だけは優しさを演出させているのは明白。
なかなか見られない雰囲気に驚きつつ、待つこと15分くらい? 早い!
先客がいなかったこともあり、カットだけだから。
( ,,`・ω・´)ンンン? 出来上がりを間近でみたら、まだら!
わたしもプロになれる?ってくらいの出来具合に、もっと驚いた!
‥‥‥本人は前しか見えていないから、いいのかな?
エアコン設置も、家の修繕依頼も、電話で夫から詳しく伝えてあるのに、
実際に自宅にやってきての、説明も確認も求めてくるのは、わたし。
初対面で、酸素ボンベを引きずりながら現れて、滑舌の悪いもどかしいしゃべりに
業者の方が、ひいてしまうのもうなづける。
最初に型通りのあいさつの後は、話はわたしだけに向けられる。
世間は、高齢 + 見た目で、まともには扱ってもらえない!と実感。
夫は気が付かないまま、
「おれは、息が苦しいんだ、辛いんだ。」
を繰り返して、頼みごとが増えてくる。
ちょっと待て!
エアコン設置の配線工事のために、どれだけの荷物を運び出し、掃除をして
ゴミを処分して、この後、また掃除をしつつ全部片づけるのは、わたし!
骨盤ベルトを着用して、体調を考慮しながら動いている。
指図するな~~~~~~~~