母が他界して、諸々の雑用が終了し、帰省が7カ月ぶりだった。
この7カ月の間に、12月の息子の結婚宣言に始まり、
ゴールデンウイークの娘の帰省で、子供たちは完全に夫から去った。
子供との軋轢が広がる中、夫は今まで以上に感情を露わにパニックを繰り返し、
肺病(非結核性抗酸菌症の疑い)を悪化させていく。
怒りや不満のはけ口は、当然のようにわたしに向かう。
今までのあれこれや、この7か月間の夫の状況の中、
いつでも逃げ出せるように、スーツケースを準備した。
「この村は、高齢者の割合が少ないです。
デイサービスや訪問介護はもちろんのこと訪問リハビリ、
訪問看護も訪問医療も受けられます。
一人暮らしで寝たきりになっても、自宅で最後まで過ごせます。」
心強い言葉を聞いて、”離婚” を前提に考え始めた。
彼が、そこにいるだけで息苦しいし、起きてくると緊張する。
身構えた時期と、彼が急速に悪化した時期が重なり‥‥‥
結果的に、時期を逃した。
友人や母のサポートに手を貸し続けてくれた従妹に現状を淡々と伝えた。
口にすると、頭の中が整理される。
ふと気が付いた。
わたしの家族は、すでに崩壊している⁈
わたしがかろうじて、夫との関係を、首の皮一枚でつながっている感じ?
なるようになっていくのかな?
眼の前の夫は、急に進んだ病状の悪化を少しづつ受け入れてきたのか?
怒りをぶつける回数が減ってきた。
( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥怒る気力がそぎ落とされた気もする。
わたし、肩の力が少し抜けた(笑)
でもこのまま、彼を介護していくことになりそう‥‥ (⊙_⊙;)