夫の反省会が続く。
謝罪と感謝が続く。
待って!
36年間に及ぶ、赤剥けた心の傷が、逆に疼く。
昨日の午後から、夫の衰弱が気になった。
それでも、入浴どころかシャワーも4日間ご無沙汰。
「シャワーだけでも辛くなった?手伝うよ。」
‥‥‥‥優しさというよりも、匂いが気になってきた‥‥‥‥
「息苦しいだろうから、湯舟を浅くして、そのまま体も頭も洗ったら?」
「一人で大丈夫。」
かなり頑張った夫。
その後、ベッドからの移動はポータブルトイレのみ。
が‥‥‥それすら間に合わなくなった。
食事が、水分しか口にできない。
思い余って、近くのかかりつけ医に相談しようとしたら休日。
ケアマネに相談して、肺の主治医がいる総合病院と連絡し、救急搬送からの入院。
非常勤の担当医の「非結核性抗酸菌症」とのお見立ては?
勤務医は
「病名が判明しにくいので、今の状況から判断して”間質性肺炎”です。」
病状の変化をレントゲン写真で確認しながら、てきぱきとした説明。
3月の気胸による入院は、完治ではなく、これ以上の快復が見込めなかった結果
と分かった。4月から始まった在宅酸素時には、悪化が見られて、
6月の救急搬送は、すでに入院レベルだったのに、見逃された!
救急で担当した若い医師が呼ばれて、その場で彼の見立ての不備を指摘した。
‥‥‥‥メンタルじゃなかった!塩を処方って!‥‥‥
そして、4月の段階で、すでに肺がかなりの悪化していること、
穴が開いたままで、手の施しようがない状態だったことを知る。
「終末期です。いつどうなってもおかしくない状況です。
お子さんがいらっしゃるなら、1度面会されてはいかがですか?」
終末期‥‥‥この言葉、何度目だろう