”夏こそ飲みたいじわじわワイン”
恵比寿屋さんお馴染みの夏のワイントリオ！
手にしてにんまり ♬‥‥
夫は、緊急入院する１０日以上前から、歩行が怪しくなっていた。
「冷蔵庫は、パナソニックのこのシリーズにしよう。」
言い出しっぺは彼だ。
キッチンの雰囲気にピッタリの冷蔵庫に
「おお～いいねえ。」
と言いながら、彼はダイニングに座ったまま、冷蔵庫を見に来て開閉することが
出来なくなっていた。
ならば、冷蔵庫内にワインが増えても問題ないと購入‥‥‥(*´艸`*)‥‥
夏に飲む辛口のスパークリングらや白やロゼは、キンキンに冷やしたい！
イタリアのスパークリング白。
作り手の、若い情熱を味わってみようじゃないか♬‥‥
フランスのロゼ。
香りを楽しむワインなんて、香りフェチとしては、かなり楽しみ ♬‥‥
フランスの赤。
選りすぐりの価値あるワイン？
赤なのに、瑞々しくてシルキーなタンニン？‥‥想像力が掻き立てられる ♬‥‥
楽しみなのに、夫が入院中では、はばかられる。
しかも、終末期と言われて
「いつ亡くなってもおかしくない病状です。
このまま入院中は会えません。危篤状態になった時だけです。」
不覚にも、涙をこらえていた。
この感情は何？
この期に及んで、反省や謝罪、感謝を伝えられていても、
記憶の底から湧き上がる、みじめな辛い思いでは、消せないのに。
困ったもんだと、もやもやもやもや～～～～
捉えどころのない自分の気持ち。どう変化する？
在宅酸素の機械音がなく、
わたしを呼ぶ夫の声もしない静かな時間にほっとしているのも事実。
