
夫の遺品の量に途方に暮れ、疲労困憊し……
無い知恵をどこからお借りしてこようかと、考え込む今……
村内を歩くようにしている。
暑かった日々は、どこへ行くにも車を利用していたけれど、
最近、郵便局に出向く回数が増えて、歩きを励行中。
「あれなんだ?」
「見てくる。」
「あ~~自販機のごみ箱に入れてくる。」
かなり、衝撃的で驚いた。
道徳的には、最も正しい行動だけれど、初めて目にした気がする。
郵便局からの帰り道、たいてい人っ子一人出会うことがない。
この日は、中学生3人が話しながらわき道から現れた……日曜日だったから?
他愛もない会話の中で、公共の駐車場に目を引くカラフルな何かを発見。
その声につられて、わたしもそちらを見る。
空き缶!
その空き缶を拾って、中学生が空き缶をゴミ箱に捨てに行くって話だけれど、
ほかの二人も、自然体で自販機に向かっていった。
肌寒い道中の、なんか嬉しい場面に出会えて、ニンマリ。
この明るい農村を子育ての地に選んだ理由を思い出した。
小学生も中学生も、歩いていると
「こんにちわ~」
と、明るい声をかけてくれる村だった。
娘や息子が小学生や中学生の頃は、その世代が結構荒れていた。
時代と共に変化したと思っていたけれど、たまたまだった?
改めて、嬉しい元気をもらって、気分良くこの地を離れられると思った次第。