人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

父の誕生日と複雑な想い

今日4月8日……お釈迦様が生まれた日。「お花祭り」

亡き母から、教わった。

この日がやってくると口にしていた。

 

そしてこの日は、やはり他界した父の誕生日だった。

母が、父の誕生日をささやかなお祝いとして、父の好きなお刺身を食卓に出す日。

が、父ときたら

「なんだ!どうしたんだ⁈」

昭和初期、戦前生まれの父にとって、誕生日を祝う感覚は皆無。

自分の誕生日など頭にないし、家族の誕生日など知らなかったに違いない。

 

母や親族から聞いた父。何より、わたしが知っている父は、明らかに真っ黒な

「自閉症スペクトラム」

コミュ力は全くなかったし、人の気持ちを思いやることあった?

短気で、自分より弱い(?)人への態度は、最悪だった。

 

敬うどころか、慕う気持ちもない。

 

母の声が聞こえた気がして、無性に会いたくなる。

「お前も失敗したのう。」と母に夫のことを残念がられた言葉を思い出して、

「ようやく解放されて、せわしなくて結構大変とはいえ、大丈夫 ♪」

と伝えたくなる。

 

ふと4月になって、8日だったことで、父を思い出した次第。

 

懐かしい思い出もなく、ただ父の感情のままに怒鳴られたり、多分殴られた!

夕方の帰宅に緊張していたのが、いつの間にか働かなくなって………

お互いに、無視するようになっていった。

 

息子の出産で帰省した時ですら、必要最小限の言葉をかけるだけ。

すでに、認知機能が衰えて、

お風呂を沸騰させたり、延長コードをベルトにしてみたりの奇行が始まっていた。

モロッコ在住中に、他界の知らせを受けて葬儀に参列しても、

悲しさはなく、母より先に逝ったことにほっとしたし、

親戚縁者揃って、胸をなでおろした気がする。

 

どうゆうわけか………母の見栄?

葬儀は、かなりの人数で、50人は超えていた。