人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

妻・・・痛みが変化?

末期の大腸がん人工肛門の緊急手術からちょうど1年。
S状結腸と直腸に腫瘍があり、大腸を塞ぐ寸前!・・・裂けた!

緊急手術で、痛みとの苦悶の日々は忘れた妻。
昼夜の逆転、妄想・・・忘れた妻。


主治医から、「しばらく様子を見ていきましょう。」
自宅への帰宅はままならず、退院と同時に施設入所。
・・・これでよかった・・・自分に言い聞かす日々。

精神の葛藤が、「この窓を突き破って、逃げて行きたい。」と叫ぶ。
「あの介護士が、わたしを馬鹿にして、みんなの前で罵った!」と被害妄想。


施設所長・介護士主任・看護師・以前のケアマネ達の対応で落ち着く。

骨粗しょう症からの骨折をなんとか食い止めるため、高価な注射を始めた。
「3回目から、大分調子が良くなった気がする。」・・・つかの間・・・
「骨折とは違う痛みで、痛み止めが手離せない。」青白い顔。
「これは、ここが(大腸を指す。)悪くなってきたからだと思うよ。」


うすうす気づいていた。もう癌は治らないと・・・
「明日、家(持ち家)のブレーカーを落として、電気も止める。」