人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

アフリカ出産

初めての「出産」は、アフリカだった。
30年余も経っている。
多分今もその国の状況は変わっていないだろう。

国内に1台しかない「保育器」にビビった。
床を列をなして進む蟻。(; ̄Д ̄)
万が一ここでお産で死んだら、日本のニュースになるかな?なんて考えもした。
つわりが出産まで続き、体重は8㎏落ちたまま。
異常に膨らんだお腹が、胎児は無事だと認識できた。

12月5日、爽やかな冬空の下。青空が目に眩しい日に出産。
真夜中から続いた陣痛から解放されたのは10数時間後。
叫び続けて、声が枯れ、下半身は鋸で切り刻まれていく傷みの中、産声を聞いた。
すっきりしたと思うと、次は乳腺が張り出し、胸がパンパンに張って熱を持つ。
クリニックは1泊で退院!(T_T)

二度目の出産は日本だった。
人工的に破水して、陣痛時間は短くなっても、痛みは同様についてくる。
日本での処置は、安心感があったが、出産いつの時代命がけだ。

娘の成長を嬉しく思いつつ、「痛み」が蘇る。