人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

母、要支援2

母、86歳。
介護認定、要支援2。介護保険制度で、要支援1からデイサービスの国からの補助があったころは、そのよう支援1でデイサービスのお世話になっていた。

 要支援1から要介護5まで、すべての段階の方が同室でお世話を受ける中、「おれ(この地域この年齢は女性が自分のことを”おれ”という)が一番動きが良いんだ。」と自慢していた。
・・・当然だろが、要介護5と比べてんだから・・・とわたしは思ってはいたが、黙っていた。

 身の回りのことが出来るから要支援なのに、入浴時には髪や身体を洗ってもらっていた。
おしゃべりが中心で、入浴、食事、」昼寝、おやつを頂いて送り届けてもらう。
 一度見学させていただいたときの違和感。要支援の方たちのお世話はあんなに必要かなと。要支援者が要介護者のお手伝いしたら、張り合いあるだろうにと思った。くわえて、要支援者の体力維持など全く無視されているかに見えたし、逆に介護者を看るほうが楽だから要支援者を順送りで要介護にしていく感じがした。

 今、要支援1,2の方たちには国からの援助がなくなった。
母は今、送り迎えのあるホーム(?)に週1回出かけている。ご飯を持参し、汁物が出されるという。入浴サービスはなく、筋肉をつける(衰えさせない?)体操が重視されているようだ。
わたしから見たら、今のほうが母は生き生きとしている。要介護者と比較しておれは凄いと勘違いしていたころよりも、90代半ばで自分と同じかそれ以上にがんばって見える方に刺激を受けている。
 そう、以前よりも動きがいい。元気がある。その調子!!!   続