人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

ひとりぼっちに強くあれ

 十数年前に娘が、小学校を卒業するときに校長先生が
    ”ひとりぼっちに強くあれ”
と、餞の言葉を卒業生に伝えた。
 12歳の子供達に響くよりも、親世代が強く感じてほしいなと思った。
小さな村では、母親はつるむことで安心を得ている。それを身近で感じる子供達は、思春期を
迎えて、仲間はずれが怖くなる。中心になる子に従ってのいじめが存在していた。

 わたし自身は、一人遊びが平気な子だった。
好奇心で行動するので、決して人見知りでもなかった。影で悪口を言われていたことも、いじめ
にもあった。悔しい思いをして、布団をかぶって泣いたこともあるが、一人が平気だったし一生
彼らと付き合うわけじゃないなと思うことで・・・10年経ったら笑い話だと自分に言い聞かせ
ていた。
 
 今、家族4人は別々の土地で暮らしている。
「我が家らしいよね。」と娘。
「これが〇〇家(我が家のこと)だなあ。面しれえ。」と息子。
夫婦仲は悪くない。

が、現況を聞いた人は「???」と言葉に詰まって、わたしは言葉を足すことになる。
子供はすでに成人し、自分で好きな生き方を選んでいる。夫婦も状況判断の結果今がある。
繋がっているし、淋しさはない。
   一人を満喫させていただいている  (o^∇^o)ノ    続