「いつまでいられるんだ?」
「雪が降っから、早帰った方がいいぞ。」
なんて言いながら、
「銀行行って、いくらあっか(あるか)みてきてえんだ。」と母。
「残高照会なら、記帳してくるよ。」
「なんだそれ⁇⁇」と母。
説明した後、
「いや~こんがなばあさんになったら、なんでも言えっからいいんだ。」
「カレンダーもらわんきゃならんしの。」‥‥‥わたし、納得。
「その後、正月頭にしてきてえ。」Σ(=゚ω゚=;)‥‥‥正月頭⁈
「根元の白いのが気になってんだ。」
わたしから見たら、その高齢で白髪が無い方が不自然かと‥‥‥
よっこらしょっとおもむろに立ち上がる母。まだ、身だしなみを気にする心の余裕?
認知力は大丈夫と理解する。
銀行に行き、床屋でカット・顔そり・カラーリングで、母は大仕事!
大きな手術後、高齢という事もあり、顔そりのある床屋さんを愛用。
すでに他界した父やわたし達姉弟も通った50年来のお付き合い。
世代交代で、息子夫婦が営んでいるが、70代!
時の流れは、残酷だ。