人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

なぜに快腸⁈

生活リズムが崩れると‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?

お腹の調子が悪くなる。

 

受け入れるしかない。

通常の生活の中で、調えていたら、それで良しとしよう。

ただ、年齢と共に、お腹の調子の戻りが遅くなった!

戻ったころには、帰省のお呼びがかかる。

 

なのに‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?

今回の帰省中、お腹の調子が良かった!

母が緊急入院したというのに、お腹はすっきり (笑)

実家で一人、リラックスしているのか?

老夫婦二人の、ゴミ屋敷に近づいている状況からの脱出で?

 

何が原因か気になって、違いを考えたら‥‥‥

ルイボスティー‥‥‥‥?

 

この半年以上は、”ほうじ茶” を愛用。

ただ、ちょっとお高い香り高い "ほうじ茶" が、田舎では見つからない。

スーパーで購入出来るものは、がっかり。

 

人生の後半なら、お茶は選びたい!

期待外れの "ほうじ茶" を頂くより、こっちを試してみよう ♪

手にしたのが "ルイボスティー" ♪

 

カフェインゼロで、ミネラル豊富なら、飲んでみる価値あるかもしれないと。

そして快腸!‥‥‥こんな単語あったかな?

 

当然調べてみると、ミネラル豊富はもちろんだが、その中でも "マグネシウム"

お腹の調子を整えてくれたようだ。

加えて、リラックス効果もある‥‥‥今回、眠れない日はなかった!

 

いろんな効用が、全てわたしの状況にマッチした。

飲み始めて、2週間足らず。

毎日、快腸!!!!

ただし、飲み過ぎてお腹を壊すパターンもある。お茶との相性もある気がする。

 

アフリカ原産のマメ科の植物からつくられたお茶が、全く気候も人種も異なる

わたしにいいのかどうかって、気にもなる。

 

施設のベッドで冷たくなるもあり!

92歳母、4月のサポート記録(10)

 

入院7日目。

入院から毎日面会を続ける。

 

いつか別れが来ると思うと、居てもたってもいられず‥‥‥

「そんがに毎日来なくていいて!」

「いいじゃない、飽きるくらい顔を見させて(笑)」

「そうだの、死んだらもうあわんねぇの。(笑)」

 

そろそろ帰宅しないと、自宅の夫の状態が気に掛かる。

というか、入院3日目に食事ができる様になり、5日目は酸素吸入が外れた。

6日目には、点滴も終了し、落ち着いている。

 

実は今日も "たい焼き" を持参!(*´σー`)エヘヘ

お茶と一緒に、カルピスも持ってきた。

 

面会後の担当医の説明は、母の施設職員同席で‥‥‥‥

「落ち着いては居ますが、快復した訳ではありません。入退院の度に病状は悪化して

その度に回復は6割から7割で、徐々に悪化しています。

「血液検査の結果をみて、退院できますが、

いつ症状が悪化してもおかしくないです。

退院して、数日で施設のベッドで冷たくなっている可能性もあります。

 

想定内だ。

いつ亡くなっても‥‥‥‥言われ続けて2年半が経過した。

「心肺機能が落ちても、食欲があったら、制限を緩めても構いませんか?」

「医師の立場で、病状からは決していいですよとは言えません。

ただ、延命よりも生活の質を上げていきましょう。」

 

施設の方とも、退院後は制限を緩めて、

本人の意向を重視していただける方針となった。

 

説明後、病室に戻り、残りの "たい焼き" (最初の面会時に半分だけあげた)渡し、

「退院できそうだよ!来月面会に来るまで、生きていてね!」と、

‥‥‥‥笑顔の母に手を振った。

 

もう一度会いたいと毎回思ってしまう‥‥‥なかなか諦められない‥‥‥

 

強いって?

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柚月 裕子 著‥‥‥「風に立つ」

読みながら、「盤上の向日葵」を思い出した。

どちらも、著者のミステリーの世界とはまるで異なる。

 

話が外れてしまった。

今回のサポート帰省では、この本に救われた。

 

主人公が父親を強い人と言われて‥‥‥?

「どうすれば、そんなに強くなれるんでしょう」と問うと、

「強くなるために必要なものはわかります」と言われる。

主人公は、その必要なものを

「忍耐、負けん気、信念でしょうか」と‥‥‥‥

 

それを肯定しつつ、

「たとえば怒り、たとえば嘆き、たとえば悔恨ーー

それらをすべて受け止められた時、人は強くなれるように思います」

 

ハッとした!!!!!

92歳の母の病室は、4人部屋。

母世代の超高齢者は、みんな我慢強いと思っていた。

面会中‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥母と会話していると‥‥‥

 

「いてえ~~いてぇ~~いてぇ~~」と訴え続ける声。

「呼んでやりな。」と母。

看護士を呼ぶと、

今処置して薬を飲んだばかりだからもう少し我慢してくださいねと‥‥‥‥

 

その隣では、時間差で面会にみえたご家族に、

夜に眠れない、胸が苦しい、辛くてたまらんと繰り返し訴え続ける‥‥‥

 

その症状、母と一緒!

「苦しくなると、すっごく辛いでしょ⁈」

「そうだの。」と、しれ~~~と応える。

 

忍耐、負けん気、信念に加えて、

母の怒り嘆き悔恨の経験値はかなり高い!

すでに他界した父は、酒好きで働くことを嫌い、気が弱くて傲慢。

生活全般を支えてきたのは母だ。

父は、夫や父親以前に、人として失格だった事、

父の親類縁者の冷酷さを怒り嘆き、悔しがったこととか!

‥‥‥わたしはずっと聞かされてきたが‥‥‥‥

 

子どもを支え、淡々と頑張り続けた。

全てを受け入れて、父を介護し看取った。

 

あらためて、目の前の母の強さを実感した。

気が強いとか気丈とか、負のイメージが払しょくされた。

 

この本からの気付きは、目から鱗

 

 

自分の葬儀の心配

92歳母、4月のサポート記録(9)

 

「今朝は、温泉卵が出たて!」

満面の笑顔で母が伝えてくる。

「すご~~い、思いが通じたね。」

「満足したこてねぇ~」

‥‥‥この人、本当に終末期?限界近い?‥‥‥

 

心臓や肺の悲鳴は、薬が抑えてくれて、まともな消化器系は、

純粋に食欲を脳に伝えているってことなのかな?

 

「こっそり ”たい焼き” 持ってきたよ!」

母の笑顔に、わたしが癒される。

「半分だけね。」

笑顔で一口

「まぁ、美味しいのう~」

‥‥‥カスタードクリームのたい焼きって邪道じゃないか?

わたしは粒あんの熱々がいいけどな。母は、カスタードクリームが気に入っているのか?‥‥‥‥

 

あっという間に食べてしまい

「全部食べても、大丈夫だて。」

「いやいや、血液検査で、数値が出たらわたしが "出禁" になるから。」

 

「そうだ!おれが死んでおれの葬儀にを集め廻っている夢をみたて。」

「現実はそうはいかんから、をいっぺえ(沢山)用意しとけや。」

( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥‥袋?

「なんの袋?何に使うの?」

「死んだらすぐに、枕経とかあるから、そのたんびに袋にお金を包むこてね。」

 

「大丈夫!今は、スマホで確認できるから!」

「○○さんちの息子も一人で親の葬式やったんだから、大丈夫だとは思うけどの。」

「おれの保険は、もう連絡して大丈夫だと思う。」

「おれが死んだら、なかなかお金が下りないからの。」

 

「いや大丈夫だよ。転んで骨折する前に、

定期を解約してわたしに葬式代にしてくれって、お金を渡してくれたじゃない!」

「そうだったかの。」

 

‥‥‥‥1年半前に、生存率が50%ないと言われて、葬儀場を予約してあるなんて言えない!!!!!

しかも、予約から1年経過して、割引の連絡もあった!そこで安心してとは (⊙_⊙;) ‥‥‥‥

 

母が居なくなると思うと、居ても立っても居られない気持ちを、

どうやってなだめようか?

‥‥‥俺の祈りが通じたね‥‥‥

92歳母、4月のサポート記録(8)

 

救急入院4日目。

わたしは母の妹を見送っている。

叔母が憔悴しきって緊急搬送され、あ~もう危ないんだなと感じたように、

今回の母も、同様に感じた。

叔母が眼も開けず、意識があるのかないのか?

入院して、心配しているだろうことを対処すると伝え‥‥‥午前中。

 

夕方、様子を見に行くと‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?

意識が回復し、わたしが対処したことを伝え、解らない事を確認できた。

はきはきとした受け答えに

「なんか大丈夫そう!」

帰宅して、次の日の夕方亡くなった。

 

その経験があるから、母の落ち着きも安心出来ない。

が‥‥‥日増しに、病状が落ち着いて見える?

 

こっそり持参した甘い飲み物とチョコレート。

「レモンティー飲む?」

「あ~~美味しいのう‥‥」笑顔。

「チョコレートは、血糖値が上がりにくいから、ひとかけらづつ食べよう。」

こっそりと、こんなこと、悪いとは知っている。

 

レモンティーはがぶがぶ飲めるわけじゃない。

一口二口を、楽しむ程度。チョコレートもカカオ70%を一かけ。

そこで笑顔が出て、昔話をとつとつと話し始める。

「92まで生きたら、いろんなことがあったて。まぁ、いろんな人間が居るしの。」

 

母との穏やかな時間が流れる。

こんなにゆっくりと母の話に耳を傾けたこと無かった。

わたしも年を重ねたってことか。

 

気が付けば、1時間半越え!

施設面会は10分~15分。入院したお陰で、たっぷりと会話できる。

なんか、良かったかもしれない。

 

弟に‥‥母、落ち着いた‥‥‥のメールを送ったら、

‥‥‥俺の祈りが通じたね‥‥‥(  -_・)?

 

 

(;゚Д゚)‥‥‥どうゆうこと?

92歳母、4月のサポート記録(7)

 

入院三日目の面会。

あれっ!顔色がいいのは気のせい?

「気分が大部良くなったみたいだね。」

「うん、ご飯食べているからのう。」

 

(;゚Д゚)え~~~

「食事がもう出ているの?」

「お粥がたっぷり出るけど、美味しくはないのう。」

「隣のしょ(人)が、ご飯の度に冷蔵庫からなんか出してもらっていたが。

あれは、海苔の佃煮じゃねえかなぁ。オレにも買って来てくれんか?」

 

「いや、心不全が悪化して、塩分制限があるんだから、無理だよ。」

「もう、ここまできて、いいこて。」

「そう言わずに、お茶でも飲んで。」

 

始まったのはまたファミマのたい焼きが食べたい!って訴え。

大谷さんが、茹で玉子を食べていたし、茹で玉子も食べたいと‥‥‥‥

気を紛らすために、TVカードを購入し、イヤホンを付けてTVの音量を確認する。

 

おっと!大谷選手が写った。

「まぁ、大谷さんも大変だこての。いつ裁判が始まるんだこんで。」

「オレは、このしょ(人)より先にいった髪がな~がい人の方が好きで、

応援してんだ。」

( ,,`・ω・´)ンンン?

ダルビッシュ有?」

「そうだ!そうだ。」‥‥‥‥さすが!母は面食い!

 

1時間も他愛のない会話をするが、疲れた様子もない。

「おむつの交換に来ました!」

席を外して、交換後にまた顔を出すと、すっきりしたのか、うつらうつら。

 

母の顔に近づいて、小声で

「明日は、少し甘い紅茶とチョコレートをこっそり持ってくるよ。」

 

手を振って帰る。

 

 

なんだか、ホッとしたわたしは、持参した芋焼酎「玉茜」を開けた!(*´艸`*)

芋の香りと芋の味わい!

久し振りの芋焼酎は、大当たり!!!!

「玉茜」という珍しい種類の芋を使った焼酎で、芋の甘みを舌に感じる。

爽やかな気分に爽やかな甘みと飲み心地‥‥‥(*´艸`*)  よかった!

 

終末期の限界に近い‥‥‥?

92歳母、4月のサポート記録(6)

入院手続きの書類をもって、面会に行く。

 

不安を一杯に抱えながら、14時きっかり、病室へ。

「○○さ~ん、面会ですよ。」と、看護助手(?)の優しい呼びかけ。

「起きていますか?」(わたし)

「起きていらっしゃいますよ。」

看護助手さんがカーテンを開けると、

 

目覚めている母!!!!!

「もう苦しくないの?」

「今度こそ、死なれると思って、だいぶ我慢していたんだけどのう。」

「またここに連れてこられて、良くなったて。」

(⊙_⊙;)‥‥‥‥最悪に悪化するまで、我慢していたの!

 

母の嘆きは、納得できる。

自分で全てをこなしてきたのに、思うように動けず、下の世話までされて、

車いすに乗っているなんて、情けない!嫌なんだ!と訴える。

食べ物の制限があるし‥‥‥

とにかくもう疲れたんだ!と。

 

と言いながら、たい焼き(ファミマのたい焼き)が食べたいだの、

甘みのある飲み物が欲しいと‥‥‥(*´艸`*)

「いや、今食事も出ていなくて、点滴治療中だから無理だよ。」

「そうだの、これが終わらんとの。」

 

「どこも痛くない?寒くない?」

「痒いんだて。背中が全部痒くてのう。」

「ちょっと見てくれ。」

入院着が長めで覗いた背中は、発疹というより乾燥。肌が乾燥して粉を吹く手前。

看護士に頼もうとしているところに、前日の看護師がやってきた。

 

「昨日お願いするのを忘れたんですが‥‥‥」

院内で販売されている ”ソフティ” の購入を依頼され、母の痒みの訴えを伝えると

あの、どすの効いた低い声で

「痒い所、お薬塗りますね。」

「声のトーンを変えるのは、高齢者向けですか?」と聞いてしまった。

「高齢者は、高音が聞き取り難いからです。」

‥‥‥‥う~~ん、それ怒っているようにしか聞こえませんけど‥‥‥‥

は、言わない事にした。

 

母は、顔を見ながら(耳がこちらに向いている状態)普通に話しても聞こえる。

横や後ろからだと、耳がこちら向きじゃないから聞き取り難い。

 



2年前の見事な桜は、今年は既に葉桜に‥‥‥‥

( ,,`・ω・´)ンンン? 母のこの状態、どうとらえる?