人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

おぞましい‥‥‥

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おぞましさに抗えず、なのに読み続けずにはいられなかった。

遠田 潤子 著‥‥‥‥「イオカステの揺籃」

 

登場人物の一人一人の立場から考えたら、その人物の言動に頷くことが出来る。

育った家庭環境が、人を形作った‥‥‥

 

イオカステの物語になぞらえて、予言のままに墜ちていく‥‥‥

 

昨今騒がせた宗教によるマインドコントロールが頭に浮かぶ。

と同時に、親の影響力の大きさが、怖いくらいに伝わる。

 

母親の存在の大きさにもぎょっとした。

わたしの母はわたしの幸せを願うと言いつつ、安泰ならば

「お前なんか、のんきでいいこて!」と嫌味を言い‥‥‥

夫の愚痴を言うと

「そんがなもんだて!」とほくそ笑んでいた。

わたしの幸せを願いつつ、自分よりも幸せそうだと妬むことの繰り返し‥‥‥

 

物語は、主人公の美しく上品で慈愛に満ちたかのように見える母親異常行動

クローズアップしつつ、そこに至る彼女の家庭環境や彼女の母親像が描写され、

取り巻く人墜ちていくいく様が描かれている。

「おぞましさ」が、連鎖していく中

救いの手を差し伸べても、救われない事もある。

 

既に三十路を迎えているわたしの娘と息子に、過干渉に陥る事無く、

暖かい眼を向けていたいが‥‥‥その手加減が未だに掴めない。

 

世界中で繰り広げられる「負」「おぞましい」連鎖の中で、

真っ白な世界など、有るわけがない。

プーチン露大統領の生立ちが気になった。

夫、復活なるか?

結婚期間も30年余り‥‥‥別々に暮らした期間が半分近いけど‥‥‥

「臭い」で、体調変化に気づいてしまう。

 

体臭なのか?加齢臭なのか?

内臓の臭い?を連想させる生臭さを伴った臭い?

これがどんどんきつくなってくると、彼はベッドから起きられなくなる。

 

普段でも、ガリガリに痩せ細った身体。体力がない。

朝が遅く、朝食兼昼食を口にして、1時間もすると‥‥‥

TVの前のソファーで、すやすや~~口が開いている‥‥‥口腔筋も見事にユルユル。

 

ガリガリ前は、単身赴任中にかなり体調悪化。

わたしは、独学のオイルマッサージを施すべく、オーガニックのオイル持参で駆け付けた。

背中を中心に、全身をオイルでゆっくりと1時間ほどマッサージする。

そして気づいた!体調が悪化していると、背中の胃にあたる箇所が、

紫っぽく変色して、腫れる。

温めるように、ゆっくりとマッサージしていると、腫れが引いて色も薄くなる。

 

ただ、ここまで痩せてしまった身体は、マッサージが「痛い」はず。

その上、わたしは凍ったブラックバーン地面で転んだ際についた親指の骨が変形し、

マッサージが出来なくなった!

 

それだけじゃない!

わたし自身が、叔母夫婦に続く母のサポートと自分の健康維持で手一杯になった。

 

これが最期になるかもしれない彼の同級会。出席出来ることを祈っている。

わたしも、動けるときに会いたい人達に会いに行こうかなと思いがよぎる。

 

わたしの「ジタバタドリンク」

50代の頃から食事の量が減った。
摂取する中身が変化した。

 

油系は、身体が拒否し始めて、激減。

あれだけ飲んでいた珈琲も、1日一杯に!

 

健康食材や飲み物の全てを頂くなんて、不可能‥‥‥‥

しかも、全ての健康食材や飲み物がわたしの身体に当てはまるわけでもない。

 

自分にとって、美味しくて効果を実感できるものに特化しようと!

 

水代わりに飲んでいた牛乳も、とうに卒業。

粉末のプロテインも卒業。

豆乳に変更したが‥‥‥いまいち味に馴染めない。

あれこれと味変を試して、たどり着いたのが、この「ジタバタドリンク」

純ココア粉末、蜂蜜、ジンジャーパウダー、シナモンパウダーを豆乳で練りながら温める

子供たちが在宅の頃、冬に帰宅したら「牛乳だけで練りながら温めたココア」で迎えていた。ほのかな甘さと、暖かさで、身体も気持ちもホッカホカ  (*´艸`*)

一緒に頂く、冬の習慣だった。

 

豆乳のココアを追加するするのも、量としてきついので

豆乳を頂くために、ジンジャーパウダー、シナモンパウダー、蜂蜜を加えて味変していたが、ここにココアパウダーを追加!

( ´艸`)‥‥‥美味しくなった!‥‥豆乳感が消えた!

 

ココアは免疫力アップにつながるらしいし、身体を温めるジンジャーパウダー

血流を良くすると聞くシナモンパウダーと、花粉症の時期の喉に優しい蜂蜜

最高にわたしをサポートしてくれそう (*´艸`*)

なにより美味しいが、嬉しい。

 

まだまだ「ジタバタ」出来そうな飲み物!

 

 

帰宅して、ランチに和む


偶然、図書館の前で、友人に出くわした。

( ,,`・ω・´)ンンン? 

「久し振り!会ったのは、コロナ禍前だね!」

多分その時、

「船旅をしたいよね。」と彼女が口にし、

「いいね~。」答えたような?

その翌年の1月のダイヤモンド・プリンセス号内で、

新型コロナウイルス患者が発症し、

「船旅」‥‥‥こんなこともあるか‥‥‥と驚愕した

 

3年振りの再会で、ランチを楽しむことに。

「釜めし」で有名なところと、出向いた先は、10年以上前

夫と「カレー」が美味しいと出かけたお店。

「紅茶」が美味しいよと、足を運んだカフェは、なかなか見つかりにくい場所。

 

叔母夫婦をサポートしつつ見送った後、母のサポートでてんてこ舞いしている間に

こんな小さな明るい農村付近も、着実に変化していたと、驚く。

 

「釜めし」もお惣菜もお味噌汁も、美味しかったが‥‥‥塩気が強くて、量も多くて(ご飯を少なめにお願いしたけど‥‥‥)完食不可。

「シナモン紅茶」の美味しさには、ホッと一息。

シナモンも香るが、シナモンの香りで誤魔化していない紅茶の香りと旨味が

嬉しかった。丁寧に淹れた紅茶は、旨味の層が厚い  (*´艸`*)

 

そして、お互い還暦を超えて、親の不具合を抱えながら人生を楽しもうと

前を向いている事を確認しあった。

酒好きの二人、お酒の話題に事欠かなかった  ( ´艸`)‥‥‥

 

PS:今日のWBCでの日本の活躍、元気が出ます (*´艸`*)

行旅死亡人?

 

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武田 惇志 伊藤 亜衣著‥‥‥‥「ある行旅死亡人の物語」

聞きなれない行旅死亡人なる言葉と共同通信大阪社会部のお二人の名前に

事件性?ミステリーの臭い?を感じた。

 

コウリョシボウニンとは、

身元不明で引き取り手のない遺体を指す法律用語とあった。

 

ほとんどが行き倒れや孤独死、自殺らしく、事件性はあまりないらしい。

ただ、かつて学校の理科室や大学の研究室にある学習用の人体模型(骨格標本が、

本物の人骨だったことが判明して騒がれたことがある。‥‥‥本文より

(;゚Д゚)ええ~~ もしかしたら、わたし世代ならそうだった?

そして、そうした人骨が行旅死亡人だった⁉

 

なんとも‥‥‥‥世の中のお役に立てたと解釈するより、

ぞんざいな扱われ方としか思えない。

 

そんな行旅死亡人の一人に、関心を抱いて物語は展開されていく。

老朽化したアパートで亡くなった老女の部屋から3,400万円余りの大金が発見されたことを始め、数々の謎めいた遺品。

どんな人にも、生きてきた背景の物語が存在していた。

 

当たり前の事なのに、かなり新鮮に写る。

警察やプロの探偵さえ探り当てられなかった事実を、若い記者二人が

謎といていく‥‥‥‥あり得ない偶然は、真摯なお二人の人柄かもしれない。

 

60年余り紡いできたわたし自身の人生の軌跡に思いが飛んだ。

"山あり谷あり、地獄あり"  だった

‥‥‥‥まだ終わっていないけど  ( ´艸`)‥‥‥

 

夫の衰弱

帰省中、夫にメールを送っていたが、返信が無い!

毎回同じ文言でも、返信が無いと気に掛かる。

しかも、わたしが帰省する1週間程前から、彼は体調を悪化させ、ベッドから出られない日々。

消化器官の不調は40代から始まり、悪化の一途。ゆえに、栄養失調

‥‥‥生きていますように‥‥‥‥

 

「食べると調子悪いんだ。」

調子がいいと、好物の揚げ物まで口にするから、ぶり返すが‥‥‥‥

本人は

「大丈夫!」

の一点張りで、最近は転がるように悪化している気がする。

もちろん、わたしの意見など結婚当初から今に至るまで聞く耳を持たない。

 

ダイニングに放り出したまんまの携帯や、ダイニングにある家電に電話したら

二階の寝室から降りる手間がかかる。

骨に皮が張り付いた状態の彼の体重は、多分40㎏を切っている。

動いている事が不思議?

 

帰宅したら、快晴でポカポカ陽気だから、

二階の寝室の掃き出し窓と出窓を全開にして、ベッドの中。

わたしの心配をよそに‥‥‥

というか、わたしの20年に及ぶ花粉症など無視して‥‥‥(´;ω;`)

窓を閉め、重たい体を引きずるように、掃除機をかけた。

 

わたしもわたしの事で精一杯。

お互いに、自己中でいこう ♪

特養からの回答

91歳母、3月のサポート記録(6)

 

「お母様の入所の可能性が、かなり高い位置にあります!」

4件申し込んだ「特養」から、1件目の朗報が届いた。

( ´艸`)‥‥‥が、ここでいいのかな?と不安がよぎる。

「行かれるとこならどこでもいいて。」

 

ならば、1番印象が良く、実家から近いところの回答を待ってみたい。

母と相談して、返事を折り返すことに‥‥‥‥

「海が見える景色のいいところから、いい返事があったんだよ。」

と‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?

「病院が海の側で、海が荒れるたんびに波の音やら風の音が、嫌だったて!」

‥‥‥‥確認して良かった!老朽化した病院とは比較できないかもしれないが‥‥‥

比較的新しいとはいえ、施設だ‥‥‥‥

 

1番希望の施設、入所の順位も高いところにあると言われているし‥‥‥

とりあえず、退院してショートステイの施設に入所したことを連絡しつつ、

様子を伺うと‥‥‥‥

(;゚Д゚)ええ~~ 

「つい最近、コロナのクラスターが発生して、

退所も入所も見合わせている状況です。」

コロナ禍にあっては‥‥‥‥想定内ではある。

ただ、かなり期待して、来月早々には「特養」入所をほぼ確信していた‥‥‥

 

ど~~する?わたし。

 

「第一志望の施設が、コロナのクラスターが発生中とのことですので、

そちらの回答が出るまで、保留のままでお願いします。」

海の側は難しいとは、言えなかった。

 

お先真っ暗とは言えない。

が、予定はクルクル変更する。

脳の瞬発力を求められるように、動く。

そのくせ待機時間(土日)があり、HSP特有の反省会がぐるぐる始まる。

花粉症も悪化し、頭痛から首コリ、肩こり  (´;ω;`)

”なるようになる”  とのつぶやきも、焼け石に水

 

頭(⁈)の疲れで、ひたすら眠い。

眠れないより、ずっといいぞ~~~と  ( ´艸`)‥‥‥

 

「特養」からの返事待ちで、帰宅。