人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

あらゆる生き方が混在する

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下村 敦史 著‥‥‥ヴィクトリアン・ホテル」

 

あらたな気になる作家さんとの出会い⁈

非日常を提供してくれるホテル。

に興味を持ち、宿泊施設に興味を持ち、旅行業界に魅かれた。

実際の旅行業界は‥‥‥なかなか、自分が描いた世界とはかけ離れていたが‥‥‥

接客が好きだった。

 

親戚の家を泊まり歩いていた子供時代や、ユースホステルを楽しんだ時代。

旅行業界に入って、添乗員部屋(ベッドが部屋の8割!)の存在を知ったり、

ピンキリのホテルを体験したり、並行して、登山も趣味でテント山小屋も知っている。

企画する立場になったとき、シティホテルリゾートホテルも体験した。

結婚後は、アフリカのテントのようなホテルも味わった。

 

老舗旅館の行き届いたおもてなしも、老舗ホテルのドアマンの気配りも

想い出と共に、心に残っている。

 

今は、ほどほどの距離間の中、求めたら答えて頂ける感じが好き。

 

と‥‥‥ホテルでの歴史の中に刻み込まれていった大勢の方々の物語。

時空を行ったり来たりする感覚の中、一部を切り取ると不愉快な人物も、全体を眺めることで、別人の顔が見えてくる。

 

誰もが、今見えている姿だけじゃないことに改めて気づかせてくれる。

摩訶不思議な感覚になった。

湯治体験‥‥‥願わくば‥‥

ため込んだ心身の疲れを何とかしたいと出かけた「二泊三日の湯治体験」

帰宅して、翌日に顔の湿疹が消えていた  (*´艸`*)

眼のふちの赤みも、痒みも消えた。

 

精神的なストレスが原因で発症するようになって20年余り。

ラジウム温泉のお湯の効果?

新緑の眩しい山の自然の効果?

何にもしない開放感から?

 

相乗効果が正しいかな?源泉を飲んだり、肌からの吸収もあっただろうから

環境とも併せて、素敵な体験となった。

 

わずか1時間半で、自然豊かでレトロ感あふれる環境から、現実に戻ったとき

わたし、タイムトリップした? (*´艸`*)‥‥‥一番の感想

 

もっとゆっくり味わいたかったけれど‥‥‥

あわてて申し込んだお宿は、

湯治のお宿らしく、お部屋は簡易で、トイレも洗面化粧台も無い。

6畳間に、丸いちゃぶ台。かなり小型のTV。

面白~いと感じたのも束の間。

 

トイレは欲しい!

(建付けの悪いドアを開閉する度、音が響く!(⊙_⊙;))

歯磨きに時間がかかるので(ワンタフトブラシとフロスも使う)洗面化粧台も欲しい!

腰を労わりたいので、椅子も必須!

パソコンも開きたいのでWi-Fi環境も欲しい!

 

ホテルなら当たり前の設備を、湯治場に求めちゃいけないが‥‥‥

ここまで頑張って生きてきたのだし、現代に用意できる設備ならば、

そこをチェックして、快適な時間を堪能したい。

 

家族との旅行は、母親として妻として、疲れるだけだった。

家族旅行と夫婦旅行を卒業した、一人旅も温かく、受け入れて頂きたい。

湯治‥‥栃尾又温泉 そのⅢ

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二日目、空腹で目が覚める  (* ´艸`)クスクス

早朝から、またお腹が鳴る!

 

ゆっくりじっくりの入浴は、自律神経を整えてくれるだけでなく

胃腸の動きを活発にし、栄養を考慮したお料理が、質素にもかかわらず

美味しい!


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朝からご飯をお代わりして、頂き‥‥‥

退屈したら、車で観光地まで足を延ばそうか?なんて、中止  (*´艸`*)

ひたすらゴロゴロしたら、また温泉。

 

 

今日は、”おくの湯” と同じ施設内の "うえの湯" を堪能。

午前から昼過ぎまで3時間!!!!  (* ´艸`)クスクス

35~36℃の湯温に慣れて、ぼんやりと過ごす。

 

お湯から、湯気が上がっている。

実は今朝、顔の湿疹の痒みが無かった。手触りが、つるつるして‥‥

一皮むけた感じ。

首肩腰の慢性的な痛みも当然緩和されて‥‥‥

何にもしなくていい時間の大切さを実感。

家にいて一人でも、実家に居て一人でも、やることは満載。

 

少し現実から離れて、

自分を解放させると、なんと楽になる事か!

自然の中に身を置く快適さも嬉しい。

 

こんな何にもない湯治温泉、高齢者ばかりかと思ったら、

「ハマーH2」で乗り付けた若い人!‥‥‥多分、みんな疲れている。

 

朝食が8時で、ゆっくりして入浴したら14時過ぎ。

お腹は、まだ空かない(笑)。たっぷり頂いたからだろうか。

持参した本を読んで、夕方2時間入浴。

夕食を楽しんで、ゴロゴロしているうちに就寝‥‥‥何時だった?(^///^)

 

身体の変化より先に、心がのびやかに~~~ (*´艸`*)

なんとか、気持ちのゆとりが取り戻せた感じ。

 

「湯治」って言ったら、本来、

農閑期に入って1カ月~2カ月くらい自炊しながら滞在するはず。

 

もっとゆっくり出来たら、自分が再生した感じを味わえるのだろうか?

 

二泊三日の湯治体験‥‥‥栃尾又温泉 そのⅡ

 

gagamama.jp

 

”したの湯” には、洗い場が無いので、いったん外に出て

明るい温泉施設 ”おくの湯” に移動。

 

 

 



こちらでも、35~36℃の湯船を、1時間ほど堪能。

”したの湯” よりも広くて明るい。

入浴しながら体を横たえる場所もある。

が、わたしを含めて3人だけ。

顔の湿疹に出来るだけ温泉を当てる。

気持ちいいけれど、特別な感覚はないまま。

 

それよりも‥‥‥お腹が、鳴る! (^///^)

 

18時に決められた夕食時間。

2カ所の浴場で、3時間近く入浴を堪能したお陰か、夕食前から空腹。

その 「音」の大きさに驚く (⊙_⊙;)

 

アルコールは、廊下脇の冷蔵庫から取り出して、自己申告。

 

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お膳で部屋に運ばれたのは、丁寧に造られた家庭料理。

味噌汁が、沁みた。おからが懐かしかった。

ビールより、米が美味しい! (* ´艸`)クスクス

米どころ(魚沼産コシヒカリ)だ!

普段は、夕食に米を口にすることは無いのに、アルコールより米が食べたかった。

ビール1本で、満足 (*´艸`*)

 

TV眺めながら、睡魔に襲われて、多分21時には就寝?

萌える新緑と湯治 そのⅠ

今月は、2度にわたる帰省。

片道6時間余りの長距離運転が、こたえる。

91歳母の「特養入所」の準備と、入所に動き回る中‥‥‥

夫が、体調悪化で検査を受けたり、

娘がマンション騒音にメンタルやられかけたり!

 

さすがに、首肩腰の痛みが慢性化して、頭痛も加わった! (´;ω;`)

その上わたしの場合、ストレスがキャパを超えるころ、眼の周りに

発疹が出る‥‥2週間程前から現れた発疹が、広がりつつある‥‥‥

薬は処方箋でも効かないのは経験済み  (´;ω;`)

 

とにかく体を休めよっと!

 

 

即、山の中の湯治温泉を予約。

栃尾又温泉‥‥‥湯治のお宿「神風館」

ネットで一人の予約が取れたのは、何とも質素な湯治のお宿。

栃尾又温泉は、三軒のお宿で入浴施設を共有‥‥‥珍しい?

三軒の経営者が、同族というは、いいのか悪いのか?(笑)

 

三か所の浴場(したの湯・おくの湯・うえの湯)が、

日替わりで男女入れ替わる。

 

実家から1時間半で到着し、早々に "したの湯" へ 。

 

 

田舎の作業場口(?)みたいな入り口を入ると、下り階段が82段

(お宿のご主人が説明されて、実際に数えてみた。(* ´艸`)クスクス)

 

 

 

 

秘湯感漂う

 

 

薄暗い岩風呂(?)、

窓から、清流と共に

鮮やかな木々の緑が眩しい!

心持間を開けながら7~8人のご婦人が入浴中。

皆さん、瞑想中らしく、いたって静か。

35~36℃の湯温は、ぬるいを通り越して、肌寒い。

 

「じっくりまずは1時間くらいの入浴から始めて下さい。」の助言は‥‥‥

1時間したら、身体が芯から温まる?ことは無く‥‥‥

立ち上がったら、鳥肌!

ちなみに、上がり湯が脇にあり、ここは40℃位。

 

ただ、「湯治」目的の空気感が、静寂の中へいざなっていく。

しかも、着いてから知ったのは、8世紀に行基によって発見された、古い温泉。

そして、日本有数のラジウム温泉で、「万病の湯」!

 

なんとなく選んだ近場の湯治温泉が、幸運な場所だった  (*´艸`*)

じっくり味わってみよう 。

 

 

91歳の母、帰宅を信じて疑わない

91歳母の5月後半サポート記録(5)

 

母がようやく「特養」に入所して、二日後、初めての面会。

 

「これは、冬のコートだから持って帰ってハンガーにかけておいてくれ。」

「これは、ウエストがゴムじゃねえから、着替えの時に迷惑かけるんで、

いらんから持って帰ってくれ。」

 

「まぁ、ここのしょ(ここの施設の方たち)は、よう(よく)してくれるわ。」

 

「ご飯の時、こんがんなって(首をかしげて見せる)、

自分で食べらんねえの(人)がいっぺい居るて。」‥‥‥切なそう⁈

 

立て板に水のごとく、しゃべり続ける!

 

「ところで、家の電話だけど、かかって来るのは営業の電話ばっかりだし、

わたしも○○(弟の名)も、携帯があるから、電話は要らないんだよね。

このままだと、○○さん(母の名)の口座から引き落としが続くから、

解約してもいい?」

「まあ!ダメだこてね~ おれが帰ったときに使うねっかて。」

 

(;゚Д゚)ええ~~ (;゚Д゚)ええ~~

 

母は、帰宅できると、未だに思っている⁈

施設で一緒に食事をするのは、自分で食事をとられない人が多かったことにショックを受けるとともに、自分は何でもできると思った⁈

 

要介護度5で、独り暮らしだから、優先的に入所出来た。

という事は、施設が終の棲家‥‥‥認識したはず。

 

う~ん、ここは素直に従っておこう。

 

「飴は要らないって言うから、

チョコレートといつもの豆乳や果物のジュースを差し入れるね。」

 

その差し入れさえも、施設が管理する。

「手元に置いて、全部食べてしまわないようにします。」

 

新たなモヤモヤを抱えて、5月後半の母のサポート終了。

ガス漏れ発覚

大変だ!

滞在中の実家は、老朽化の激しい築60年越え。

帰省早々「シロアリ退治」に奮闘したかと思ったら‥‥‥

4年に一度の、ガスの定期検診に出くわして、ガス漏れ発覚  (´;ω;`)ウッ…

 

確かに、1年位前からガス栓をひねる度に、ガスの臭いがきつかった。

古いガスコンロだからと勘違いしていた。

今回、検査で修繕出来、大事に至らなくてホッとした。

 

が‥‥‥ガスの給湯器が古すぎる事や、既定外のサイズのホースの使用とわかって、

台所給湯器のガスの使用を取りやめた。

お湯は、出ない。

もう冬に来ることは無いし‥‥‥

 

大変なのは、そっちだけじゃなく、PCを開くにあたって当然Wi-Fi環境が無い。

携帯電話のテザリングで、ギガ数がもう危ない!

 

そこでWi-Fi環境を求めたらコメダ珈琲がヒット。

いつもなら、珈琲を頂くところ、

(*´艸`*)

 

 

ひたすら甘~い、クリームソーダ

頭、疲れている‥‥‥

そして、幼いころの憧れの飲み物。地方のちいさなデパート(?‥‥‥3階建て?)

最上階の食堂のクリームソーダは、最大の楽しみだった。

91歳の母とのささやかな思い出。

 

コメダ珈琲のクリームソーダは、とてつもなくアイスクリームの量が多く

ソフトクリーム状のアイスクリームの硬さが、溶けにくく計算されている?

ソーダは、う~~ん‥‥‥あの頃は、もっと毒々しい緑。

 

童心にクリームソーダを楽しみ、独りで2時間以上寛いだ。