人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

終末期の限界に近い‥‥‥?

92歳母、4月のサポート記録(6)

入院手続きの書類をもって、面会に行く。

 

不安を一杯に抱えながら、14時きっかり、病室へ。

「○○さ~ん、面会ですよ。」と、看護助手(?)の優しい呼びかけ。

「起きていますか?」(わたし)

「起きていらっしゃいますよ。」

看護助手さんがカーテンを開けると、

 

目覚めている母!!!!!

「もう苦しくないの?」

「今度こそ、死なれると思って、だいぶ我慢していたんだけどのう。」

「またここに連れてこられて、良くなったて。」

(⊙_⊙;)‥‥‥‥最悪に悪化するまで、我慢していたの!

 

母の嘆きは、納得できる。

自分で全てをこなしてきたのに、思うように動けず、下の世話までされて、

車いすに乗っているなんて、情けない!嫌なんだ!と訴える。

食べ物の制限があるし‥‥‥

とにかくもう疲れたんだ!と。

 

と言いながら、たい焼き(ファミマのたい焼き)が食べたいだの、

甘みのある飲み物が欲しいと‥‥‥(*´艸`*)

「いや、今食事も出ていなくて、点滴治療中だから無理だよ。」

「そうだの、これが終わらんとの。」

 

「どこも痛くない?寒くない?」

「痒いんだて。背中が全部痒くてのう。」

「ちょっと見てくれ。」

入院着が長めで覗いた背中は、発疹というより乾燥。肌が乾燥して粉を吹く手前。

看護士に頼もうとしているところに、前日の看護師がやってきた。

 

「昨日お願いするのを忘れたんですが‥‥‥」

院内で販売されている ”ソフティ” の購入を依頼され、母の痒みの訴えを伝えると

あの、どすの効いた低い声で

「痒い所、お薬塗りますね。」

「声のトーンを変えるのは、高齢者向けですか?」と聞いてしまった。

「高齢者は、高音が聞き取り難いからです。」

‥‥‥‥う~~ん、それ怒っているようにしか聞こえませんけど‥‥‥‥

は、言わない事にした。

 

母は、顔を見ながら(耳がこちらに向いている状態)普通に話しても聞こえる。

横や後ろからだと、耳がこちら向きじゃないから聞き取り難い。

 



2年前の見事な桜は、今年は既に葉桜に‥‥‥‥

( ,,`・ω・´)ンンン? 母のこの状態、どうとらえる?