92歳母、4月のサポート記録(7)
入院三日目の面会。
あれっ!顔色がいいのは気のせい?
「気分が大部良くなったみたいだね。」
「うん、ご飯食べているからのう。」
(;゚Д゚)え~~~
「食事がもう出ているの?」
「お粥がたっぷり出るけど、美味しくはないのう。」
「隣のしょ(人)が、ご飯の度に冷蔵庫からなんか出してもらっていたが。
あれは、海苔の佃煮じゃねえかなぁ。オレにも買って来てくれんか?」
「いや、心不全が悪化して、塩分制限があるんだから、無理だよ。」
「もう、ここまできて、いいこて。」
「そう言わずに、お茶でも飲んで。」
始まったのはまたファミマのたい焼きが食べたい!って訴え。
大谷さんが、茹で玉子を食べていたし、茹で玉子も食べたいと‥‥‥‥
気を紛らすために、TVカードを購入し、イヤホンを付けてTVの音量を確認する。
おっと!大谷選手が写った。
「まぁ、大谷さんも大変だこての。いつ裁判が始まるんだこんで。」
「オレは、このしょ(人)より先にいった髪がな~がい人の方が好きで、
応援してんだ。」
( ,,`・ω・´)ンンン?
「ダルビッシュ有?」
「そうだ!そうだ。」‥‥‥‥さすが!母は面食い!
1時間も他愛のない会話をするが、疲れた様子もない。
「おむつの交換に来ました!」
席を外して、交換後にまた顔を出すと、すっきりしたのか、うつらうつら。
母の顔に近づいて、小声で
「明日は、少し甘い紅茶とチョコレートをこっそり持ってくるよ。」
手を振って帰る。
なんだか、ホッとしたわたしは、持参した芋焼酎の「玉茜」を開けた!(*´艸`*)
芋の香りと芋の味わい!
久し振りの芋焼酎は、大当たり!!!!
「玉茜」という珍しい種類の芋を使った焼酎で、芋の甘みを舌に感じる。
爽やかな気分に爽やかな甘みと飲み心地‥‥‥(*´艸`*) よかった!