読みもの
「夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本」を見つけた。夫が自閉症スペクトラムで、その影響でわたしはカサンドラ!これに気付くことで、心の回復に向かうらしい。経過を確かめていこう!
中山七里著「人面島」に心救われる。頭を抱え、心身が危うい築はミステリーを読む。ミステリーが解決することで、自分の問題も解決できる気がして、楽になる。
白石一文著「代替伴侶」を読んで次々と変化していく近未来でも、人間の愚かさは変わらないのかと、その警鐘に気付けた(笑)
梶よう子著「紺碧の海」が、奇想天外な物語でひきつけられて、「南大東島」に行ってみようと思った!
伊吹有喜著「娘が巣立つ朝」を読んで、若い二人の気持ちの変化よりも、その親たちの立場からの母の変化が力強かった。
中山七里著「ドクター・デスの再臨」を読んで、改めて”安楽死”是非を考えさせられた。
小川糸著「小鳥とリムジン」は、ありふれていそうな情景から始まって、心穏やかならぬ状況が見えてきたと思うと、不穏な空気感‥‥‥そして温かなぬくもりへ‥‥‥道のりは厳しいけど。
田嶋陽子著「わたしリセット」を読むことで、今まで抱えていたモヤモヤが、わたしのせいではない事を知って、腑に落ちた。
白石一文著「砂の上のあなた」を読んで、繋がっていく世界の不思議の中、結婚って必要なのかと改めて感じる。
町田その子著「あなたはここにいなくとも」から、いくつもの優しい言葉を受け取って、心ほぐれた。
月村良衛著「対決」を読んで、男性著者による女性の差別問題の女性の心理描写に驚き、中身の濃さに驚いた。
藤谷千明著「オタク女子が、4人で暮らしてみたら。」を読んで、せっかく素敵な距離感の暮らし方なのに、表現がお茶らけて残念。
垣谷美雨著「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」に共感と歓喜で、心が救われた!昭和の専業主婦は疲れ果てた!
恩田陸著「Q&A」を読んで、事実を探し求めて、想像力が爆上がり!
凪良ゆう著「滅びの前のシャングリラ」を読んで、この不穏な現実の世界で、南海トラフどころじゃない事態が起こりそうな気になって来る。
楡周平著「日本ゲートウェイ」を読んで、高齢者の知恵と若者の知恵が連携されて愉快痛快に展開されるが、未来は明るいばかりとは言えない!
中山七里著「有罪、とAIは告げた」を読んで、大きな期待と不安が内在する中、人間本来の感覚の大切さと未来の問題に気が付く。
下村敦史著「そして誰かがいなくなる」を読んで、おどろおどろしい世界は、本の中にも作家同士のせめぎあい(?)にも存在すると確認できた?
体調不良でクリニックで検査をしても、結果は1週間後。放置状態の期間を助けてくれるのは、読書!今回は青山美智子著「月の立つ林で」、東野圭吾著「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」
丸山正樹著「夫よ、死んでくれないか」を読んで、いかにお互いのコミュニケーション不足で殺意までに発展していくのかが、痛いほどに納得できる。
母のサポート中の心の支え、メンタルを支えてくれるのはいつも読書。特に、ミステリーには助けられている。
山本文緒の「自転しながら公転する」を読んで、30代前後のぐるぐると思考回路が回って、悩んでいた頃が蘇る。高齢になっても、新たなぐるぐるはやって来るけれど、先を乗り越える術を何とか手に入れられる。
朝井リョウ著「正欲」を読んで、今まで生きてきた人間関係のモヤモヤの答え合わせが出来た。
森下香枝著「無縁遺骨」を読んで、今後増えていく孤独死のなか、自分の最期の処分を申請する日が来る日が遠くないと思えてきた。
母のサポート帰省中に読んだ柚月裕子の「風に立つ」に強さの概念が覆された。
香納諒一著「絶対聖域」の印象が深かったので「砂時計」を読んで、著者の世界に引き込まれた。 内容にから想像できない爽やかな筆致。モヤモヤ救われた。
香納諒一著「絶対聖域」を読んで、犯人が正義の味方?だった謎が、今の政界に思えてくる。現実、正義は通せないもの?
小林由香著「この限りある世界で」を読んで、優しさと真面目さ、コミュニケーションが少し足りなかったばかりに起こった殺人に絡むミステリーに、ゆるく生きる大切さを学んだ。
石川一文著「投身」「翼」「ここは私たちのいない場所」を読んで、その死生観に魅かれた。
夏川草介著「始まりの木」を読んで、民俗学って捨てたもんじゃないんだなと感心した。神を感じながら日々を送れたら、穏やかになれそう。