読みもの
月村良衛著「対決」を読んで、男性著者による女性の差別問題の女性の心理描写に驚き、中身の濃さに驚いた。
藤谷千明著「オタク女子が、4人で暮らしてみたら。」を読んで、せっかく素敵な距離感の暮らし方なのに、表現がお茶らけて残念。
垣谷美雨著「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」に共感と歓喜で、心が救われた!昭和の専業主婦は疲れ果てた!
恩田陸著「Q&A」を読んで、事実を探し求めて、想像力が爆上がり!
凪良ゆう著「滅びの前のシャングリラ」を読んで、この不穏な現実の世界で、南海トラフどころじゃない事態が起こりそうな気になって来る。
楡周平著「日本ゲートウェイ」を読んで、高齢者の知恵と若者の知恵が連携されて愉快痛快に展開されるが、未来は明るいばかりとは言えない!
中山七里著「有罪、とAIは告げた」を読んで、大きな期待と不安が内在する中、人間本来の感覚の大切さと未来の問題に気が付く。
下村敦史著「そして誰かがいなくなる」を読んで、おどろおどろしい世界は、本の中にも作家同士のせめぎあい(?)にも存在すると確認できた?
体調不良でクリニックで検査をしても、結果は1週間後。放置状態の期間を助けてくれるのは、読書!今回は青山美智子著「月の立つ林で」、東野圭吾著「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」
丸山正樹著「夫よ、死んでくれないか」を読んで、いかにお互いのコミュニケーション不足で殺意までに発展していくのかが、痛いほどに納得できる。
母のサポート中の心の支え、メンタルを支えてくれるのはいつも読書。特に、ミステリーには助けられている。
山本文緒の「自転しながら公転する」を読んで、30代前後のぐるぐると思考回路が回って、悩んでいた頃が蘇る。高齢になっても、新たなぐるぐるはやって来るけれど、先を乗り越える術を何とか手に入れられる。
朝井リョウ著「正欲」を読んで、今まで生きてきた人間関係のモヤモヤの答え合わせが出来た。
森下香枝著「無縁遺骨」を読んで、今後増えていく孤独死のなか、自分の最期の処分を申請する日が来る日が遠くないと思えてきた。
母のサポート帰省中に読んだ柚月裕子の「風に立つ」に強さの概念が覆された。
香納諒一著「絶対聖域」の印象が深かったので「砂時計」を読んで、著者の世界に引き込まれた。 内容にから想像できない爽やかな筆致。モヤモヤ救われた。
香納諒一著「絶対聖域」を読んで、犯人が正義の味方?だった謎が、今の政界に思えてくる。現実、正義は通せないもの?
小林由香著「この限りある世界で」を読んで、優しさと真面目さ、コミュニケーションが少し足りなかったばかりに起こった殺人に絡むミステリーに、ゆるく生きる大切さを学んだ。
石川一文著「投身」「翼」「ここは私たちのいない場所」を読んで、その死生観に魅かれた。
夏川草介著「始まりの木」を読んで、民俗学って捨てたもんじゃないんだなと感心した。神を感じながら日々を送れたら、穏やかになれそう。
堂場瞬一著「鷹の惑い」を読んで、今の日本の警察は確実に変化しているのかなと政権の不安さと共に気になってきた。
夏川草介著「本を守ろうとする猫の話」が、まるで大人の童話。祖父と孫のあったかいお話の中に、本への愛情がいっぱい。
”とうだいもり”を歌い、宮本輝著「灯台の響き」を読んで、豊かな気持ちになり、「灯台」巡りをやりたくなった。
明るい老後の指標になる! 三浦明博著「逝きたいなピンピンコロリで明日以降」、藤野千夜ちょ「じい散歩」に勇気づけられる
江國香織著「シェニール織とか黄肉のメロンとか」を読んで、共感と憧れと納得を感じたこと。
鳥集徹著「医者が言わない薬の真実」を読んで、作る側にとって好都合な薬の評価に納得。それぞれの立場を守りたいわけだ!
リー・アンダーツ著「母がゼロになるまで」を読んで、壮絶なサポートに息をのんだ。「オルタナティブ福祉」が広がっていくことを願う。
佐川光春著「あけくれの少女」は、サブタイトルの”宝石のような20年”が、ちょっと予想外で消化不良
秋吉理香子著「月夜行路」が愉快痛快ミステリーで、心が軽やか!
五十嵐律人著「真夜中法律事務所」を読んで、心のストレッチとマッサージ!成仏できない人物が見えるってありかもしれない。