突然逃げ出したい気分が沸き上がる。
これ、メンタルがちょっときつさを訴えている兆し。
逃げ出したくても、逃げ出さないわたし。
逃げたら、もっと心がやられる!
母には出来ることを粛々と‥‥‥‥つい寄り添ってしまう。
身体が付いていかないのはなぜ?
そんなときの支えは、やはり「本」!!!!!
柚月 裕子 著‥‥‥‥‥「あしたの君へ」
家庭裁判所調査官の ”かんぽちゃん”(調査官の卵) の成長記録といっていいかもしれない。
少年事件や離婚問題を扱うことは、おぼろげながら想像はしていたが、
問題解決にあたって、表面だけでは見えない心のうちに気付く彼らの対応が
今後の家庭にどれだけ影響していくのか、重たいけれども、光も垣間見えてくる。
う~ん、現実の日本、どうなる?の不安が立ち上る今、
こんな方たちの存在を、信じたくなる。
で、やっぱり「本」でも ”ミステリー” の存在は格別!
別の世界へ誘ってくれる(笑)
麻根 重次 著‥‥‥‥「赤の女王の殺人」
著者が、信州の安曇野出身だったから、中信が舞台で松本を起点とした景色が
文章の至る所で表現される。
か・な・り‥‥‥嬉しい (*´艸`*)
交差点の混雑、そこがず~~っと工事中だってことも、19号線の川沿いの景色も
北アルプスの眺めも、眼に浮かぶ (笑)
感情移入しやすいし、身近な事件のようにとらえて、しばしわたしの脳は別次元を
彷徨う‥‥‥‥解決した時、ホッとしながら、気持ちが落ち着いた。
映画をこよなく愛した先人が、感慨深げに最後にいうセリフのまんま!
「読書って、本当に素晴らしいですね。」