人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

97歳と95歳の伯母たち

母は、7人兄弟の3番目で、唯一の生存者(笑)

一番下の妹は、就学前に亡くなっている。

わたしは、あと5人の母の兄弟姉妹とずっと交流があり、おかげで従姉に

助けられている。

 

ところが、父方の親戚との交流は、ほとんど無いに等しい。

4人兄弟姉妹の父は、かなりのやんちゃで問題児で、要するに他の3人から

距離を置かれていた。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い‥‥‥わたし達は家族揃って阻害されていたようだ(笑)

 

父が他界後、母が癌で入院し手術をした際に、父の妹のご主人が

同じ総合病院で同時に入院手術でばったり出くわした!

伯父に家族が揃って付き添う中、

一人で付き添うわたしに伯母がお弁当を作ってくれた!

 

その時の温かい対応を思い出し、

久し振りに訪ねた95歳になる伯母は、歩行器を押しながら現れ、一瞬誰?と

疑ってしまった‥‥‥伯母もわたしが解らなかった!

 

慌ただしく過ぎた10年(?)の間に、わたし達はお互いが解らないほどに

年を重ねていた!!!!!‥‥‥‥(´;ω;`)ウッ…この衝撃は大きい!

 

骨太と思った身体が、一回り小さくなり、髪は真っ白。

とはいえ動いている上に、耳が遠いとはいえ、会話も成り立つ。

 

その会話から97歳になるはずの本家の伯母は、1年前に他界していた。

本家の伯母は、父が独身の頃に同居していた。

当然、問題児の父の存在は‥‥‥‥だろうな。

伯母から疎まれていたことは、肌で感じつつ、なんで?の謎は、

父が他界して知った。

 

親の因果は、つながっていたわけだ。

はて?わたしは伯母に線香を手向けた方がいいのだろうか?