香納 諒一 著‥‥‥「絶対聖域」
刑事 VS. 刑務官で一体どんな事件が展開されるのか?
最近のドラマの背景は、ずっと以前よりも複雑になってきた。
事件が複雑に絡み合う。
パズルの一つ一つのピースを嵌めながら、ようやく全体像が見えかけても
最後のピースがなかなか見つからない。
事件の解決も、謎解きの迷路か?
人間のふと感じた違和感が‥‥‥第六感?‥‥‥完全犯罪を解くカギになっていく。
サスペンスドラマが好きだったのは、この謎解きの成果を確認してみたかったから。
犯人を想像し、正解を確認して、自己満足 (*´艸`*)
この物語は、最初に "犯人" ありきで始まる。
この刑務所の中で一番トップに立ち、尊敬を集めている人間が、
なぜ "人殺し" を実行するのか?
”清濁併せ吞めない輩” は、一人苦悶の末に、たどり着いた結果だとしたら‥‥‥
なんと!!!!!
今まさに、濁り切った日本の政界が目に浮かび、”人殺し” を望んではいないけれど、
白黒はっきりさせる人物が現れてくれないかと切に願う。
いや!殺さなければ殺されるほど荒んでいたとしたら (⊙_⊙;)(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)
92歳の施設入所中の母の様態が常に気がかりで、常に携帯をぶら下げ‥‥‥
1日中咳き込んで、貧血で顔色の悪い夫が在宅で‥‥‥‥
そちらに目を向けて、心配しても、わたしの心が疲弊するだけ。
そんな時ミステリーは、頭を切り替えてくれる救施主!
本がどれだけ、わたしの心を救ってきたことかと、感謝しつつ図書館に通う。