中山七里著‥‥‥「夜がどれほど暗くても」
好きな作家さんの一人。
これは再読だった。
読み始めて‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン? 知っている?
確かに読んだことがあるのに、結末が全く思い出せなくて再読。
わたしの読書ってこんなもんだよなとよく思うのは、ここだ。
乱読で、多分読み進めるのも早い。
二日に一冊とか、
夢中になると上下巻や続き物を
1日1冊ペースで読んでしまう(読んだことにしてしまう?)
挙句に、眼の疲れがピークを越えて瞼が赤く腫れあがる。
半日冷やして、時間が潰れる。
その上肝心の本のタイトルを最初から記憶していない事が多い。
タイトルどころか、著者さえも‥‥‥(⊙_⊙;)
情けない‥‥‥
今回、再読したのは、同じように息子を持つ親として‥‥‥
息子が事件に巻き込まれ、しかも容疑者になったら?
わたしは目の前で自分の子供が殺人を犯しても、事実は認めても
悪いのは殺された方だと信じるし、断言する‥‥書きながら怖い‥‥‥
それなのに、人間、時代や状況に応じて、何にでも変わるとも思っている。
ただ、生来の性質は、そうそう変わるものではない。
産み育てた母として、子供を知っている自信かな?
主人公は、父親として生活費を入れることで煩わしい家族に関わる事から逃げていた。
立場が違う。そこをどうとらえて対処していくのかが、この物語のかなめ。
事件に巻き込まれ、容疑者逮捕から、犯人扱いで息子は死亡。
父親が自虐的に動くことは、少々自己満足?とも感じる。
いまさら‥‥‥典型的な昭和の父親がわたしの父や夫に投影されて‥‥‥
終わっているんだよ!と思いつつ‥‥‥最後に演じた役割で、
ちょっと許してもいいかなと思えてしまう。