人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

ミステリーに走る

山本文緒女史を悼んで、彼女の作品を暫く読みたかった。

ただ、急展開の母の病状から救ってくれるのは

「ミステリー」!!!!

現実逃避。別の世界に没頭できる。

 

しかも、新たな出会いの作家さん。

わたしの好きな、中山七里氏とも、柚月裕子女史とも違う。このお二人のテンポのいい展開とは真逆?丁寧な筆致で、本当に最後まで?‥‥(。´・ω・)ん?

そうなるのか‥‥‥‥‥

 

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矢口敦子 「矩形の密室」

最初の短編で、えっ!短編集だった?

えっ?つながりって?殺意が無くても、殺人は起きる。

突然の殺意も、状況が揃えば殺人を犯す。

 

殺意・武器・タイミングが揃えば、殺人が起きると目にしたことがある。

ある程度あったっていると、再認識。

そして、ゆっくりと展開されるドラマの登場人物の心の変化が興味深く、新鮮な読後感。

 

ミステリーに気持ちが救われて、「本」は大切な存在。

小学生の頃から、いろんなジャンルで心を救ってくれる。