乱読を繰り返す中、また戻ってくるのは "ミステリー小説" (*´艸`*)
外れない面白さもあるが、突き付けられる問題点が必ず存在している。
堂場 瞬一著‥‥‥「風の値段」
いつもと違う雰囲気のタイトル。
そして、あらたな視点の提起。
目の前の(特に91歳母の今後)突発的な問題解決に翻弄されている身にとって
高齢者の問題‥‥‥介護や施設にのみ目が向きがち。
本は、世界や人類の問題に目を向け、風力を題材にしている。
それも「浮上風力」だ。
地球の7割が海であることを活用して、海の上で風力発電!
発想に驚く。
う~~ん、海上での船の事故、台風、機材の劣化や管理といった、
知識の無いわたしは、デメリットばかりが思い浮かぶ。
問題はそこじゃなかった!
研究者の考え方。
人類全体を考えて、十分な研究環境と十分な研究費を求めて
海外へ足が動く。
持ち出した自身の考えた設計や研究結果は、一体だれのものか?
人として考えた時と、国単位、会社単位で考えた時‥‥‥
犯罪は、考え方で変化する。
最もわかりやすいのは、戦争。
頭の中がぐるぐる回って‥‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?
わたしに、結論が出せるわけじゃない事だけは確か。