人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

「正欲」

昨年末に息子からいつもの「銀杏」と共に、まだ読んでいないならどうぞと同梱されてきた文庫本が‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?

 

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朝井 リョウ 著‥‥‥「正欲」

 

気になりながら、文庫本は一人旅のお供にしようと、机に置いたままだった。

いつもは、村周辺の3か所の図書館を利用して、サポート帰省を乗り切っていた。

 

今回は、ほぼとんぼ返り帰省になったため、

返却もままならずにこの文庫本が登場。

 

タイトルといい、表紙には映画化されたキャストの表情といい、読む前に

ちょっとした期待と緊張感。

 

読む前の自分には戻れないー

のサブタイトル(?)にも、好奇心が沸く。

 

最終的にわたしは、戻れないことは無かった(笑)

今まで生きてきた上での、

人間関係で生じたモヤモヤの答え合わせ!!!!!

が出来た。

 

「正欲」が、正しい欲だとするなら、正しさって多数派によって傾いて、

確認しあって、不安を拭いあっていたのかなと感じる。

「白って200色あるんやで!」といったタレントがいらっしゃるけれど、

そんなもんじゃない。

 

まさに「10人十色」で、全く一致すること無いなと、実感している。

多数派から外れて、変わり者扱いは、多数派にとっての正義の主張と

多数派の安心感を得るための確認かもしれない。

 

「多様性」すら、多数派からの上から目線⁈

 

各々の理解は難しくても、存在を認めることは大切と感じつつ‥‥‥‥

実際目の前の夫の、希少生物的な生き様は、

全く理解できないし、認めつつも、受け入れられない (*´艸`*)

 

どれだけコミュニケーションがスムーズに出来るかはかなり重要。

「はて?」どこにたどり着くのだろうか?