人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

毒の連鎖

92歳の母、7月のサポート記録(5)

7月から帰省しての続きなので‥‥‥

 

92歳の母は、退院早々、ごねまくった!

「病院もヤダて!」

「施設もヤダて!」

 

施設に到着してからの母の様子を、担当者から伝え聞いたのは‥‥‥

「おれは、ここで死ぬんだかね?」

「そうゆう選択もあるね。」

「おれは、家で死にてえんだて。」

「そうなると、娘さんが大変なことになるよ。」

「また、ケアマネさんを付けて‥‥‥色んな手続きが必要になって来るし。」

「おれは、それだけの事をしてきたんだ。」

 

どんな心境か、手に取るようにわかる。

病院を2カ所まわり、ショートステイで1カ月半を過ごし、

ようやくたどり着いた「特養」は、思い通りの居場所ではなく‥‥‥

わたしよりも体重が多く、56㎏だったずんぐりむっくりが、30kg台に。

ちなみに身長140㎝ (⊙_⊙;)

体調もままならず、病状への恐怖。

 

毒を吐くことで、不安や淋しさ、悲しさ、切なさを訴えていた。

そして、帰宅出来ない事は、重々承知している。

 

とにかく、毒舌の母だ。

物心つくころから、わたしは母の毒舌を聞きながら育った。

自身の苦労を、切々と訴え、その後に続く親類縁者・友人・知人への罵詈雑言。

わたしは全てを真に受けて、母を助けたいと、四苦八苦。

 

( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥おかしい! 気が付いたのは、還暦過ぎたころ (⊙_⊙;)

鈍感というか、おバカというか‥‥‥

加えて、母の毒はわたしの中で醸造されていた⁈

しかも、それ、今回気付いた! ひえ~~~~(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)

 

「一言多いよね。」

「一言どころか、二言多い!」

「その言葉、とげにしか思えない。」

そうか。わたしは母の毒をしっかりと受け継いでいる (´;ω;`)ウッ…

 

せめて、オブラートに包めるように進化させようと思う。