人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

母、92歳を迎える

母が90歳を超えてから、あえて誕生日に会うことを止めた。

気持ちよく長寿を祝いたくても

「こんがに長生きすっとは、思わんかったて!」

「お前も、はよ死んでくれと思ってんだろうにのう。」

 

‥‥‥どこまでひねくれてしまった?‥‥‥

続く、愚痴と悪口と不平不満を聞くに堪えなくなって、断念。

 

今、母との距離を置いて思うのは‥‥‥淋しさの裏返しだったかなと。

 

「よっぽどいいとこ(特養)だと思っていたんだがの。」

その本人が希望する施設になんとか入所出来ても、予想通り、不平不満の母。

 

先月の母の不機嫌な顔から、不平不満の奥を想像するなら‥‥‥

「おまえ(わたしのこと)、おれの世話がねえなって(なくなって)せいせいしたろう?

はよ(早く)死んでほしいだろのう。」

ってところだろうか?

 

記憶の中の、母は笑顔で励ますことが多かった。

「頑張れや!頑張ればいい事がある!」

 

う~~ん、その先も伝えてほしかった。

頑張ったからといって、必ず報われるわけじゃない。

でも、頑張らなければ、報われない。

 

( ,,`・ω・´)ンンン? もしかしたら、頑張れば報われるはずだと信じていた⁈

母が、頑張ってきたことは、百も承知。

で、母にとっては、報われなかった?

 

あなたの子供(わたしと弟)充分頑張ってきたし、

老化現象進行中とはいえ、大病をせずに還暦を迎えた。

母のバックアップあってこそと感謝している。

 

頑張ってきたのに、身体が思うように動かせなくなった、

頑張りが効かなくなったことを受け入れられずに、苦しんでいる⁈

老いを受け入れられたら、楽になれるのだろうか?

 

92歳を迎えた今日、心の平安を祈るだけ。