92歳母、4月のサポート記録(10)
入院7日目。
入院から毎日面会を続ける。
いつか別れが来ると思うと、居てもたってもいられず‥‥‥
「そんがに毎日来なくていいて!」
「いいじゃない、飽きるくらい顔を見させて(笑)」
「そうだの、死んだらもうあわんねぇの。(笑)」
そろそろ帰宅しないと、自宅の夫の状態が気に掛かる。
というか、入院3日目に食事ができる様になり、5日目は酸素吸入が外れた。
6日目には、点滴も終了し、落ち着いている。
実は今日も "たい焼き" を持参!(*´σー`)エヘヘ
お茶と一緒に、カルピスも持ってきた。
面会後の担当医の説明は、母の施設職員同席で‥‥‥‥
「落ち着いては居ますが、快復した訳ではありません。入退院の度に病状は悪化して
その度に回復は6割から7割で、徐々に悪化しています。」
「血液検査の結果をみて、退院できますが、
いつ症状が悪化してもおかしくないです。
退院して、数日で施設のベッドで冷たくなっている可能性もあります。」
想定内だ。
いつ亡くなっても‥‥‥‥言われ続けて2年半が経過した。
「心肺機能が落ちても、食欲があったら、制限を緩めても構いませんか?」
「医師の立場で、病状からは決していいですよとは言えません。
ただ、延命よりも生活の質を上げていきましょう。」
施設の方とも、退院後は制限を緩めて、
本人の意向を重視していただける方針となった。
説明後、病室に戻り、残りの "たい焼き" (最初の面会時に半分だけあげた)渡し、
「退院できそうだよ!来月面会に来るまで、生きていてね!」と、
‥‥‥‥笑顔の母に手を振った。
もう一度会いたいと毎回思ってしまう‥‥‥なかなか諦められない‥‥‥