今92歳の母が、特別養護老人ホームに入所して、間もなく1年。
入退院を繰り返し、先日5回目となる退院の連絡があった。
入院時の手続きの後、1週間毎日面会し、二日目の回復に目を見張った。
いや!終末期宣言を受けて、限界に近いわけで‥‥‥‥
快復は無いし、症状が落ち着いて、これ以上の治療無しでの退院。
「施設のベッドで、気が付いたら冷たくなっている可能性もあります。」
想定内の衝撃的な言葉も頂いた。
が、
1週間の面会中に笑うことばかりだった。
常には、寒いから長袖の下着を持って来てくれとか、靴下がほしいとか
羽織るものが居るとか‥‥‥今回は無い。
「寒くない?何かいるもの無いの?」
「もう、さ~むくても、どうでもいいんだ。」
( ,,`・ω・´)ンンン?
「我慢しているの?」
「もうすぐだからさ。大丈夫なんだて。」
‥‥‥‥なんの要求も無いのも‥‥‥‥
あっ!その後、天井を見ながら
「ファミマのたい焼きに見えるて!たい焼きくんが食べてえ。」
そう!こっそりと、たい焼きを2回差し入れた!(笑)
「なんか甘いもんが飲みたいの。」
で、こっそりレモンティーやミルクティー、チョコレートを差し入れた。
長くはないと解かっていながら、本人も充分自覚があることも気づきながら、
もう少し大丈夫に違いないと、思い込もうとしている。
施設から、看護師から、状態説明の連絡。
ずっと、食欲がない。血圧の低下状態が続いている‥‥‥終わりが近い症状
決定的な言葉は、嘱託医が "終末期に入った" との言葉。
高齢者の看取りを専門にしてきた嘱託医の言葉は、
病院の医師の言葉より重かった‥‥‥‥(⊙_⊙;)
ゴールデンウイーク明けに ”終末期の説明” を受けることになっている。