小林 由香 著‥‥‥‥「この限りある世界で」
子育ての大切さをドキッとするほど痛感した。
親も、完成された人間ではないのだからと思いながら、
親の存在がどれだけ影響されるのかは、自分が子供だった事実と、
子育てをした経験からも実感する。
一生懸命が、必ずしも正解に結びつかないし‥‥‥‥
後半の展開が、う~~ん、こんな展開をしていくのか‥‥‥‥しかも、
ここでも、コミュニケーション不足で、傷ついていた人間が居る。
こんなミステリーがあることに、切なさがこみ上げる。
素直な一生懸命な人間が、優しいがゆえに、殺人を犯してしまう。
周囲の人間が「殺されて当然!」「いなくなってよかった!」と
口をそろえたところで、犯罪には変わりない。
殺されて当然と言われた被害者の裏にも、同様の悲劇が存在しそうだし‥‥‥
何が起こるかわからない人生の中で、予期しない事態に見舞われたとき、
わたしも人を殺してしまうかもしれない?
冷静なら、凶器を殺害に使った時の ”感触” や "流血" 、鈍器などで殴っていたら
”陥没具合” とか相手の "表情" なんかを想像して、しり込みしそう!
( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥‥なんか殺人前提?
って書いた時点で、そんな状況があまりに非現実的!
とはいえ、実際の殺人は、家庭内の家族間で一番多い。
ただいま同居中の夫に、ムカッとするとかの怒りを抱くことはあっても、
如何せん、相手は持病を抱えた高齢者で、お互い様部分もあるし‥‥‥‥
ほどほどの緩さで生きることが大事だなと、
最後はそこに行きついた感じ‥‥‥(*´艸`*)‥‥‥
頑張りすぎている人と接する機会があったら、緩むことをお勧めしたい。